仏教信仰入門 ⑧ 五蘊とは

 

前回までのまとめで、四魔の内の、煩悩魔、天魔、そして個別具体的に眠気と数珠を使うことを説明しました。しかし、何度も出てくる五蘊魔について未だ説明がされていません。ここでは調伏法は別として仏教における五蘊をスライドで説明します。
 

全ての存在を構成する五蘊


五蘊は存在を構成する5つの要素5つの集まりを色、受、想、行、識に分類しています。

 

色は肉体を含めた物理的現象です。有形の物質をさします。

受は感覚です。(視覚、聴覚などなど)感受作用ともあります。

想は表象、事物を想像する心の作用です。

行は意志です。

そして、識は知識、事物を識別する心の本体です。

更に五蘊を深く掘り下げる。12処。
 

仏様に祈る際に、一体自分はどういう働きで存在して、何が故に雑念を起こし、何故色々な想念に悩まされるのか?この仏教の偉大なる智慧を勉強してみました。この五蘊はあくまで抽象的な表現によって略説化されていますので、次回は物質としての人間が持つ器官から分けられた12処を勉強しましょう。

合掌

 


 

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