子供にやってしまい反省したこと

 

ジェック

 

それが自分だけの固有の性質なのか?

それとも、人なら誰でも、

一匹ぐらい隠し持っている鬼👹なのか?

それがどちらか分からないが、

ここに、懺悔させて下さい。

 

私は時々人を虐めたくて虐めたくて、

仕方が無くなる事がある。

 

30年前、

その子は最初の家内のお姉さんの息子で、

名前をジェックと言った。

その頃まだ幼稚園くらいだったと思う。

「くらい」であって、

幼稚園に行く事は無かった。

彼等にそんなお金は無かった。

 

最初の家内の田舎は、

プレー県と言って、

北部の貧しい県だった。

この県は、その貧しさから、

有名なカントリー歌手に、

歌にされるくらいに貧しかった。

若い女性は皆、

都会の売春宿に身売りする事が多く、

元家内も元々はその出で、

男性はサウジアラビアに🇸🇦

出稼ぎに行った。

 

元家内の田舎も、

最初に行った頃には、

電気が来ておらず、

水道もなく、

甕に雨水を溜め使い、

電話は勿論のことあるわけもなく、

夜は蝋燭🕯で過ごした。

東京生まれの私は、

月の明るさを、

この時初めて知った。

 

私は、

最初の時こそ感動したものの、

何度か訪問して、

元家内に対する愛が薄れるに連れ、

この田舎に行くのが嫌になって来た。

 

家は高床の、

木組みのバラックで、

部屋が2つくらい仕切られていた。

本当に仕切りと言う名が相応しい部屋。

愛は希薄になって行くのに、

私の性欲だけは高まり、

私は何度となく、

元家内に迫った。

だが、彼女は拒み、

私にとって田舎に行く事は、

苦痛以外の何者でも無かった。

 

ただ、

私は、

限定された空間の

小金持ちだった。

 

私は、

限定された空間の

権力者だった。

 

この家の主人は今や私で、

元家内は、

私から生活の糧を引き出す、

巫女さんに過ぎなかった。

彼女以外、

誰も私に逆らう事は、

出来無かった。

 

欲求不満を託つ私に、

元家内はジェックを当てがった。

彼と遊んでくれと言う。

 

元家内と寝る仕切りの中で、

最初はおんぶしたり、

ミニカーで遊んでいた。

ところがそのうちに、

私は、アンメルツヨコヨコを

持っている事を思い出し、

それを彼に塗ってやった。

 

それは楽しかった。

最初は逆らわず、

塗らせていたジェックも、

塗る必要も無く塗られたので、

ヒリヒリし出したらしく、

段々と抵抗しだした。

彼はか細い声で、

ハナをクンクン言わせ、

犬の🐕様に懇願した。

 

ジェックの鼻は、

これも何とも言えない、

劣情を煽る鼻であった。

この国の人は、

全体的に鼻が低く、

女性は大人になると、

鼻の整形をする人が多い。

 

ジェックの鼻は、

高さ方向に低いのは勿論のことながら、

鼻の穴辺りで横に🕳妙に広がっていた。

この歪な鼻の上に、

キラキラと大きな眼が光っていた。

その眼が必死で涙を堪えているのだった。

 

私はこの遊びに熱中した。

麻薬の様に、

それは、僕の欲求を支配した。

自分にこんな一面があるとは知らなかった。

(いや、嘘かも知れない)

少しでも長く遊べる様、

ジェックを心配してやっていると言う芝居をした。

お陰で、ジェックはこの外国人の罪を告発出来ず、

お陰で、彼の両親は息子の苦しみに気がつかず、

私はこのアンメルツによるジェック虐めを、

続けた👹

 

「アンメルツは、小林製薬が製造販売する、肩こりおよび筋肉痛効能とする外用消炎鎮痛剤及び同製品を中心としたブランド名である。」Wiki

 

そしてある日、

これに気付いた元家内が騒ぎ出し、

👹は私の体から出て行った。

それからと言うもの、

ジェックが私に近ずく事は無かった。

 

彼等の復讐は、

この一点において納得の行くものだ。

彼はただ一人、

あの家で無条件に私に復讐の出来る男だ。

大人になって一度彼を見かけた。

背が私を超え、

大きかった。

 

ごめんなさい。

すみません。

コトーカップ。

懺悔します。

貴方の心に大きな傷を残しました。

許してとは言いません。

本当に申し訳ない。

お父さんのトイさんにも謝りたい。

 

合掌

 

 

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