幽霊

 

ところで、幽霊とは居ないから幽霊である。

居たら、幽霊とは呼ばない。

まずこれは間違いない。

 

以前、私の最初の家内が、

よく幽霊に取り憑かれ、

私は偉い目にあった。

真夜中に、ヤクルトを買いに行かし、

アパルトマンの10階で死ぬと叫び、

柵の外に身を投げ出した。

またaidsが発症したと言って、

毎日吐瀉し、

薬代を月6万円取られた。

 

彼女の家は大変な、ど田舎で、

僕は何度となく田舎道を彼女から追いかけられた。

何十分も、諦める事なく追いかけてくる。

月夜というものが、あの時ツクヅク身に染みた。

月が出ていなかったら、捕まって、

何をされていたか分からない。

いや、その結果が今だが。

 

こんな、

霊が憑依する彼女に、

いい加減、嫌になって、

私は彼女から逃げ出した。

居ない幽霊が、

常に取り憑いている彼女に、

勝ち目はない。

 

以降何10年会うことも無かったが、

この前、LINEで彼女の姿を見た。

彼女は、お金持ちになって何やら立派な家に住んでいる。

いい家らしいが、窓枠一杯に、彼女の友人の顔が浮いていた。

 

私は、

全てが嘘で、

幽霊は居ないという事を利用した、

演技である事を理解した。

それにしても、

金のためとはいえ、

貧乏のためとはいえ、

酷い嘘だ。

 

重要なことは、

それでも何度か私には考えられない、

見る訳のない彼女、

或いは彼女じゃないモノの姿があった事だ。

 

だから言ったろ。

幽霊とは居ないということが前提のイキモノだ。

どうしてこんな重要な事が分からなかったのか?

そして幽霊ぐらいだろう、

居ないと言う事を前提として存在しているのは?

 

この間、脳出血で倒れ、

2週間放置された時もそうだ。

居ない人が沢山現れ、

母に食事を持ってくる様、

指示するのだ。

 

幽霊、それは間違いなく居ない。

ただ、

仏様は神様は、

間違いなくいらっしゃる。

嘘ばかりついていれば、

いつかバチが当たる。

この前も、前首相が…

 

私は仏様に

キチンと拝まなかったばかりに、

自己努力を怠ったばかりに、

存在しない幽霊に、

存在した元妻に、

誑かされたのだ。

 

合掌

 

 

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