春分の日に思うこと

 

桜散る🌸

 

今日は2023年3月21日春分の日である。

世の中は、コロナウィルス感染者の減少?に伴い、

マスク使用は自己判断に切り替えとなった。

一生懸命に、https://corona.go.jp/を見たが、

あまりいいニュースも無く、ただともかく、

アクションだけでもいい方向に行こうと言わんばかり。

少女の落書きの様に、希望的観測の絵である。

コロナ終息宣言が無ければ、また駄目なのかしら?

 

一方桜🌸は今年も咲く予定は間違いない様で、

コロナで見れなかったお花見をしようと、

世の中は盛り上がっている。

また、「すいません、コロナの新種です」などと、

責任を取って首相が辞める前に、

僕は桜の勉強をしたい。

勿論、僕が理解できる範囲で、

毎週一回くらい勉強したい。

 

「サクラ(桜、櫻、:Cherry blossom、Japanese cherry、Sakura)は、バラ科サクラ亜科サクラ属[1] (スモモ属とすることもある。「野生種の分類」の項を参照)の広葉樹の総称。またはその花である。一般的に桜色と表現される白色や淡紅色から濃紅色のを咲かせる。」Wiki

 

歴史的に日本文化に馴染みの深い植物であり、その変異しやすい特質から特に日本で花見目的に多くの栽培品種作出されてきた(#日本における栽培品種と品種改良、#日本人とサクラ)。このうち観賞用として最も多く植えられているのがソメイヨシノである」Wiki

 

それそれ、ソメイヨシノ。日本では、サクラと言えば100種以上あるそうだ。これは、基本種のサクラが10種、日本国内になんとなく生えて交わり生まれてきた自生種だけで100種類、それ以外に、改良開発された品種が200種以上、分類によっては、600種から800種にあると言う。「すいません。桜下さい」といっても、下手すると何百種のメニューから選ばされる可能性があると言うことだ。ところが、ソメイヨシノは鑑賞用としてその中で最多種品種であり、まずはともかく日本の桜と言えば、ソメイヨシノとなる。

 

サクラは、こうしてみると、生えていた国はいくつかあるが、日本人が積極的に育て、世界に広めていった花であり、日本人の精神で、日本人の文化であるところ間違いはない。

 

サクラ全般の花言葉は「精神の美」「優美な女性」、西洋では「優れた教育」も追加される[6]。桜では開花のみならず、散って桜吹雪が舞うな様を日本人の精神に現した。」Wiki

 

ソメイヨシノに絞って、まずは話をすると、ソメイヨシノは明治時代において、花見の主流となった。それまでは、ヤマザクラが主流であった。染井とは、東京都文京区駒込の近辺「染井」の事である。では吉野は?

 

初め、サクラの名所として古来名高く、西行法師の和歌にも度々詠まれた大和吉野山(奈良県山岳部)にちなんで、「吉野」「吉野桜」として売られ、広まったが、藤野寄命による上野公園のサクラの調査によって、ヤマザクラとは異なる種のサクラであることが分かり(1900年)、この名称では吉野山に多いヤマザクラと混同される恐れがあった[26][3]。このため、『日本園芸雑誌』において染井村の名を取り「染井吉野」と命名したという。」Wiki

 

駒込は、私が高校の時通った地域であり、ソメイヨシノの名前の染井の出所であり、ヤマザクラと異なる種のサクラの出所でもあったのはびっくりだ。しかも、900年前の鎌倉時代、西行法師の吉野桜へも繋がって行く。

 

晩年の西行の歌

以下の歌を生前に詠み、その歌のとおり、陰暦2月16日、釈尊涅槃の日に入寂したといわれている。(西行法師は亡くなられた。)

ねかはくは 花のしたにて 春しなん そのきさらきの もちつきのころ  ──『山家集』

ねかはくは はなのもとにて 春しなん そのきさらきの 望月の比  ──『続古今和歌集』

花の下を“した”と読むか“もと”と読むかは出典により異なる。なお、この場合の花とは桜のことである。その欲望の意味するところは、下の句の、如月(きさらぎ)の満月(望月)の頃つまり涅槃の頃に朽ち果てたいということである。(あくまで日本仏教の文脈における後世の解釈)。」Wiki

 

ああ、ソメイヨシノ、吉野桜、染井吉野、西行法師、如月の頃、日本の文化って、その繋がり方が凄い。そしてこの歌において、桜散ると入滅と言うイメージが重なり、いやしかし、それは死とは未来に行く1地点に過ぎぬと言ってるようで、どこまでが西行法師の歌で、どこまでが仏様の教えの世界で、どこまでが、桜と言う花に彩られた世界なのか、正に時空を飛び越えた世界だ。

 

合掌

 

 

 

 

 

 

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