便意
「その時になるまで分からない便意。出たとこ勝負」
この前、
看護婦さんに、
「あなた本当にトイレの話好きねえ」
と呆れ顔で言われた。
でも、
トイレ程謎多き物は無いし、
トイレ程インスピレーションを掻き立てる物はなく、
人間の命にとって、食事と排泄は重要な一本の流れであり、
生命の太い柱だ。
無視出来ない。
どうしようもない。
病気をする前と、
病気をした後で、
今最も注目しているのは、
予知能力である。
以前はトイレに行くとなったら、
これからの排泄物の概要を予測出来た。
座ってから、初めて緩いか、硬いか、便秘で出ないか?
が分かる何て事は無かった。
便器に座って手ぶらで帰る事は無かった。
何故、昔予知できた事が、
今、予知出来ないのか?
或いは、
ある程度経験値を高めたら、
分かるようになるのか?
人の居ない、
風の吹く、
田舎の草むらで、
便意を催しました。
生まれて初めての、
僕の散文です。
合掌
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