登場人物」と言う物語15
1童貞と上陸2買春と買夏3樹上と巻物📜4巫女と禁欲
5田舎と散逸6純粋と培養7津波とベルギー8不敬罪と星
9安倍と麻生10公務員と父11一浪一流一鮪
12選民と思想13アルバイトとあるバイト
14普通の社会人とは
この投稿はノンフィクションである。
その息子は、学生中に童貞生活から抜け出せない自分に不満を覚えていた。
そこで、同じ様に太って更に醜かった先輩から、(この男は日本のソープで童貞を失った分、僕に対してアドバンテージを持っていた。)日本の外で童貞を失う事を推奨された。何故なら今更、痩せて自分の内面外面を改善してから、日本人の処女の女の子と付き合い、段階的に付き合い、童貞をその子で喪失するのは、膨大な時間を要し、所謂、本当に自分の好みの子と付き合える可能性も低い。この時は、女性の売り手市場なんて言われていて、その理由が日本が戦争しないから、男が余っているなどと、実しやかに言われていた。
たまたま、総務省の統計にちょうどいいのがあった。1990年近辺で、僕は25歳以下、童貞だった。確かに男の方が多いが男女差にして、200万人ぐらいか?それが、2018年になると僕らの年代は55歳〜59歳、全く差がない。男が一杯死んだのだろうか?確かに一割死んでる。じゃあ現代の適齢期の若者はと言うと基本的に全人口が減っていて男女差はほとんどない。
大した差でも無いのに、マスコミに踊らされ、若者を勝ち組、負け組にしたやつはあの頃確実にいた。そうゆう奴にしたら以下の様な潜在的なコンプレックスのヒエラルキーがあった。
❶日本人の女性と10代から付き合い経験豊富。
❷日本人の女性と付き合い経験豊富。
❸とりあえず日本人の女性と付き合い経験些少。
❹経験豊富だが童貞喪失は玄人。
❺経験はあるが童貞喪失は玄人
❻経験はあるが童貞喪失は特定の国の外国人。
❼童貞。信念無し。
●童貞信念あり。
信念ありの童貞と言うのもあるかとは思う。聖者だ。
こんな事を公に言うと、確信犯は違うと言うだろう。そんな偏見は無いというだろう。その妄語は死ぬ時、清算して下さい。
僕にとって童貞を失う事は、この時の喫緊の大命題であり、しかもそれだけの大命題でありながら、何とかイージーに手軽に捨てたいと言う矛盾した欲求でもあった。外国人でもいいか?今は、そうゆう選択肢もあるんだし、人に対して一々「僕は外国人で童貞を捨てました」という必要もねえべさ。となる。日本人でなく、処女でも無いと言う究極の選択だ。
そうゆう理由で親に黙って外国に行ったことだから、許される事では無い上に、(うちの父母は見合い結婚)、しかもそこで問題を起こし、多分その国の王様が怒っているらしいとなる。満州生まれの母にしても、それ以外の外国で事件を起こした事がどれだけの恥知らずか?それに加えて、どんな国だか知らないが、王国で、王様を怒らせたという。今後の展開など想像もつかないだろう。
では、王様からしたら、どうだろうと最近思うのである。この王様(先代)は、非常に賢い王様で、何より、この国がその王様の叡智と人徳により、植民地からま逃れた事は良く語られるところである。例えば、看板。支配は文字からと言い、昔欧米の列強が植民地進出するのに必ず活躍したのは華僑であった。欧米人が直接何かするのではなく、華僑、中国人が手足となり、少しずつその国を懐柔し、言語を漢字その他にし、欧米文化の流入、最終的にコーヒー、阿片などの物欲に訴え国民を骨抜きにした。ところがこの国の王様は、自国の難解な文字言語を障壁とし中国人が自国で商売をする時は必ず、自国の文字で看板を使うよう、漢字、英語を使わぬ様規制した。これ以外にも色々あったと思うが、この国はこうした形で小さな力で、最高のパフォーマンスを発揮するやり方に長けている。では、この人がこの飛んで火に入る夏のデブを見て、ただ不敬罪にするだけでは面白くないとなる。彼の親も悲しみ、国のあり方として逆効果だとなる。
では、このまま放置してこの国の生活をエンジョイ?させ、数十年、そしてこの国から放り出したらどうだろう。国民には我慢してもらう事になるが、そこはそれ、王様の寛大さのPRと、この男をなるべく自国から切り離し、戻った時の衝撃を大きいものにした。国民の怒りは、(何にせよ)この哀れな外国人に向く。会社に入って25年と言うのは、全てにおいて良かった。偉大なる王様は、2010年くらいには、かなり歳をとっていた。この完璧な王室もいつまでも続くものではない。日本も、ちょうど平成になったばかりであった。一人の男の無礼な振る舞いを、皆んなに我慢させる事によって、最高のパフォーマンスが得られるのだ。彼の家族にはこう言おう。本来なら15年以上拘留されるところだが、王様の特別な配慮によって、「監視措置」とする。ただし、それが終われば、日本に返す。浦島太郎であるから、本人も日本で苦労するだろう。長い年月が経っているのだから、その事による健康の障害が起きても当国はそれには感知できない。
これで、正しいかはわからないが或いは日本国政府が間に入り行われた事かと思う。今も何も言わないのは、日本側にもメリットが大きかったのだろう。童貞喪失がどれだけ高いものについたかと言う事である。泣くのは僕一人だ。友人と思っていたマスコミの友人も、素晴らしい就職の前には一言もない。
さあ、こんなところだろう。
嘘の社会に踏み出そうじゃないか?
合掌