有名になろうと言う欲望

 

ゴルフ、酒、無、反芻、善事、食べるX4編と来た。こんな名前に、天狗の👺マークなんてつけていると、欲望ギラギラの話題だらけになる心配があったが、意外にそうではない。全てを暴かれ、嘘のつきようのない僕だからこそなのかも知れない。

 

今回は、有名になろうと言う欲望である。有名になろう、才能を評価されたい、誰からも愛されたい、そうゆう欲望だ。熱烈に有名になろうと言う欲望は、自分では無いと思っている。人知れず売れ、名前も売れないのが良い。なお他人と論争などするのは大嫌いだ。会社にいた時、『「売上NO.1」を目指します』なんて事を言うと、その社長がNO.2で結構。とよく言われた。今思うと、これは中国人に多い考え方である。名より実を取ると言うことか?

 

有名になりたい欲望というとたけしを思い出す。

たけしは、漫才ブームの時が一番好きだった。もちろんそのネタは綺麗なものでは無かったが、漫画家の赤塚不二雄や、いがらしみきおの前半期並みに好きだった。漫才師として最高だった。(あれを漫才と呼ぶのなら、だが)そこから先は、漫才ブームの後の芸能界延命時代に過ぎないとすら考えている。その彼が、「何でも良かった。売れてクリエーターになれれば何でも」と確かテレビで言っていた。そして実際にその通りになった。この人は、非常に器用なところがあり、何でもこなしてしまうのだ。人を動かして、人知れず動き、クリエートする。人と本質的なところで摩擦を起こさない。

最高の人生だ。でも、映画はダメだ。

 

映画を除いて、この人の欲望は、実に完璧に愁眉していると思う。だが、映画は頂けない。カンヌ(なかった勘違い)ヴェネツィア、いくら賞を取っても、この日本映画の低品質時代をクリエートしたのはあなたでは?と言いたい。ここのところ、トマトのお陰で面白くもない○○受賞作を山ほど見た。何も受賞していない名作も沢山見た。たけしの映画はひどい。俳優としてはいいのに。

 

この人の人生を見るにつけて、こうゆう欲望は、自分には考えられない。有名である事が重要ではない。でも、どこか楽しめない人生。彼の友人で所ジョージがいる。所ジョージは、どう考えても、こんなに売れる芸能人ではなかったのだ。所ジョージはコミックミュージシャンだったのだろうか?この人の「寿司屋」と言うシングルを僕は持っていたが、とてもじゃないが売れるとは思えなかった。大体この頃は、西武鉄道なんてマイナーで、時は変わり、世の中はいずれにも変わるのだ。この所ジョージをたけしは、『「所の生活スタイルは、発想が違っていて、俺には真似できない。俺は所から仕事以外の楽しみ方というものをすべて教わった」と話している。』Wiki

 

何の話をしているかわからなくなってきたが、人には人生を楽しむ天才がいると言うこと。そして、それが出来ずに、勝利してもなお、屍を踏み越えようとする人がいる。そして、人の命はひとつしかなく、欲望も裏返ると言う事である。

 

1994年8月2日午前1時40分、原付バイクで東京都新宿区の安鎮坂付近を走行中に自損事故を起こし頭部に重傷を負った。事故後は東京医科大学病院に救急搬送されて一命を取り留めたものの[48]、長期の入院などにより約半年間に渡ってテレビ出演が出来なくなった。また、事故は酒気帯び運転によるものだったために書類送検され、起訴猶予処分を受けた。執刀医東京医科大学主任教授(当時)の渡邊克益医師だった。」Wiki

 

今、誰と言おうと偉い人に見えない。誰もが行って帰って来て無になる様に見える。我々の苦しみは、お互いにわからないが、苦しんでいる事は感じる。

 


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