がんばれ受験生

 

左右対象

 

若い時から、

いつも不安に駆られると

大学の入学受験に落ちる夢か、

大学を卒業できなくなる、

夢を見た。

 

入学で一浪し、

留年で一留したのだから、

当然だろう。

あの恐怖心は何であろうか?

 

今思えば、

こうゆうことより大変な事は、

いくらでもあるのに、

いくらでもあったのに、

夢に出るほどの恐怖心は、

この2点しかなかった。

 

僕は中央大学文学部を出た。

僕にとって、実力より少し上で、

僕にとって、ギリギリ東京で、

僕にとって、内緒だが補欠合格で、

僕にとって、プラスアルファがあり、

僕にとって、叔父さんが有名な法学部だったが、

僕にとって、叔父さんとは縁遠く、

僕にとって、大学の左側の左右対象が重要で、

僕にとって、学費もちょっと高かったが親が払い、

僕にとって、目に見えないギリギリの線に乗っていて、

僕にとって、中央と言う左右対象の名前が🆗だった。

 

人が聞けば、

本当に嫌な奴の、

本当に嫌な受験理由であるが、

こんな有様であるから、

何のポリシーも無く、

当然卒業は留年した。

自慢では無いが、

留年は自分で働いて卒業した🌋

でも、もしかしたらあれは、

某国の意向による裏口卒業かもしれない。

何人かの僕の先輩や後輩の、

S新聞やN協会の裏口就職と同じ様に。

 

今でも思う。

共通一次で茨城大学も受かっていて、

二次も受かっていたのだ。

水戸まで行ったのだ。

いい街だった。

先生になれば良かった。

図書館の司書になれば良かった。

こんな事になるなら。

 

中央大学よ、

母校よ、

全て嘘でもいい。

でもせめて、

国文学の渡部教授に提出した、

太宰治の論文の🅰️が、

本当であれば。

 

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