また行きたい店

食べる欲望①

 

この病気の後、自分は自分の身体と向きあう事が増えた。人間が1日の内に、

やらなくてはいけない不可欠な事。食事と排泄だ。それが、病気の前より存在が大きくなり、少しでも他の事をしようと思っても、支配されてしまう。食べながら他の事は出来なくなった。食事から排泄は、一本の道で繋がっており、入り口では美味しい、不味いと言い、出口では、臭い、汚いと言っているが、そんな矛盾すら、僕は当たり前に無視してしまうほど、この行為を毎日行っていた。だからこそ、今、向きあう時間が増えて思う。少しでも回復するとすれば、こうした行為に対する思いを昔のように無視し良しとするのか?或いは、新しい関係を作って行くのか。答えは、食事と排泄の新しい関係にウェイトを置くである。それは、自分が今まで怠っていた事だが自分の身体に対する新しい発見だ。そしてそれは即ち、食欲、排泄欲と言う欲望を満たす行為を味合う事に他ならない。

 

○美味しい食べ物を食べたい。

○美味しい料理が食べたい。

○綺麗な雰囲気のいいレストランで食べたい。

○美しい若い娘と食べたい。

○家族で邪魔されず、楽しく🤣食べたい。

○野外でBBQが食べたい。

 

これらの欲望は十分堪能させてもらった。

どれだけいい思いをしても、その日の料理が美味しくても、思い出されるのは、上のような周囲の舞台の事だ。味は、カレー、イタリア料理、インド料理、ファーストフード、今あなたの口には何も残っておらず、料理のディテイルについて言えば、あなたの文学的能力に頼るしかない。僕は、文学部を出て未だ良かった。人間最後に頼りになるのは文章なのだ。神戸牛のドキュメンタリーをこの前アマゾンで見たが、口の中で何度涎をリバースしても何も感じなかった。むしろ、その後食べ過ぎて吐きかけた気分の方が、10年以上経っても鮮やかだった。文章は、改めてこういう事を記録し、最後に「無」と付け足す。

 

排泄について言えば、もっと素っ気なく、

 

○清潔なトイレで排泄したい。

 

である。同じ食道から肛門に至る街道にあり、少しでも忘れてしまいたい思い出になるのだろう。

 

ところでこんな事を語る前に考えるのは、そもそもその身体に関する常識は、他の人と共通のものなのか?だ。

僕の場合、小さい頃から、食べる量が半端でなく、茶碗3杯が常識であったし、定食だろうが、サラ飯だろうが、1食とか、大盛りでは絶対不足。鶏肉は丸焼き、ステーキは質より厚み、ポテチ、サラダ、スープ何につけ大盛り、お代わりが次に待っているぐらいで満足、お寿司🍣、ピザ、こんな人間が、今から身体と向き合って、食と排泄について考えるなんざあ、極私的過ぎないか?

 

最近は、摂食障害と言うのがあり、大体今は何でも障害だから、障害者1級の僕も、少し慎重に考えてみたい。ただ、この投稿コーナーは、あくまでも、欲望を考えるコーナーであり、自分にとっては自分しか対象患者がおらず語っている点理解して頂きたい。僕の欲望それが病気後どうなり、将来的にどうなるかが重要で、人は何を持ってして常識的だと考え、それを裁くのかが知りたい。そうすれば、自分は如何に非常識な人間か納得も行く。

 

「摂食障害(せっしょくしょうがい、: eating disorder ;ED)は、食行動の重篤な障害を呈する精神障害の一種である[1]。近年では嚥下障害等の機能的な摂食障害との区別をつけるため、中枢性摂食異常症とも呼ばれる。厚生労働省の難治性疾患(難病)に指定されていたが、2015年7月より対象外となった。患者の極端な食事制限や、過度な量の食事の摂取などを伴い、それによって患者の健康に様々な問題が引き起こされる。主に拒食症過食症の総称である。人間関係の問題などの心理的なストレスが原因となる場合が多い。」Wiki

 

勿論、僕の場合は過食である。お酒については、過飲もある。心理的なストレスも当然仕事をしていたのであったが、因果関係は不明だ。僕を無理矢理、摂食障害に当てはめようとすると次の病気か?

 

特定不能の摂食障害(英: Eating disorder not otherwise specified)

Wiki

 

この無茶食い障害を見てみよう。

 

「神経性大食症(過食症)と異なるのは過食症が嘔吐や下剤使用など代償行為を行うのに対し、むちゃ食い障害ではそれがない点である。そのために過食症を患っている人と違い太っている人が多い。著しい節食による体重減少の直後にはじまることが多い。また大うつ病性障害物質関連障害パーソナリティ障害の障害有病率が高い。」Wiki

 

Wiki凄い。自己診断が出来るのだ。

 

「A. むちゃ食いのエピソードの繰り返し。むちゃ食いのエピソードは以下の両方によって特徴づけられる[2]。

  1. 他とはっきり区別される時間の間に(例:2時間内に)、ほとんどの人が同じような時間に同じような環境で食べる量よりも明らかに多い食物を食べること
  2. そのエピソードの間は、食べることを制御できないという感覚(例:食べるのをやめることができない、または自分が何を、またはどれほど多く食べているかを制御できないという感じ)」

 

これはない。良かった。

 

「B. むちゃ食いのエピソードは、以下の3つ(またはそれ以上)を伴っている。

  1. 普通よりもずっと早く食べること
  2. おなかがいっぱいで気持ちが悪くなるまで食べること
  3. 生理的な空腹を感じていないときに大量の食物を食べること
  4. 自分がどれほど食べるかを恥ずかしく思っているために、1人で食べること
  5. 過食した後、自分に嫌気がさしたり、抑うつ的になったり、強い罪悪感をいだいたりすること」Wiki

 

うーん🧐。1、3、4はあり得る。1は今もそうじゃないか?

2は酒が入っている場合の時だ。

5は、むしろ性的に自慰行為の後に多い。

 

「C. むちゃ食いをしていることに対する非常に強い苦痛」Wiki

 

なし。

 

「D. むちゃ食いは、平均して、少なくとも週に1日、3カ月にわたって起こっている。

注:頻度を決める方法は、神経性大食症で用いられるものとは異なっている。閾値の頻度を決めるのに、むちゃ食いが起きた日数と、むちゃ食いのエピソード数のどちらを使うのがよいかは、今後の研究によって示されるべきである。」Wiki

 

これは10年くらい前まではあった。「今日は奢るよ」とか「ばあっと行こう」と言った掛け声と共に。

 

E. むちゃ食いをしても、不適切な代償行動(例:排出、断食、過度の運動)を定期的に行うことはなく、神経性無食欲症または神経性大食症の経過中にのみ起こるものではない。

 

こうして見てみると僕は、摂食症だったかもしれない。

でも、もう大丈夫だ。少なくとも今は沢山食べれない。

食欲、性欲、金欲、人をdisるには、良い言葉だ。

病気なら、何をしてもいいと言うわけでなし。

次回も、食欲を続ける。

 

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