5-33 皮膚
去年の10月から、皮膚の病気の為に、
毎日傷口を洗い、ワセリンやら、?やらを塗り、
処置をしてもらっている。
傷口は、足の下側、左右、にあり、
うつ伏せの2週間の放置プレイの結果出来たらしく、
10月になるまで、その姿を見せなかったが、
突如、左右の脹ら脛の内側を支配し、正に此れこそが、
私が歩く為のリハビリの大きな障害となったのである。
今、思えば、体を吊り具から吊るしたり、大きな鉄板に、
貼り付けて見たりして、それで歩き方を練習したりしたのは、
普通の器具でリハビリをしようとすると、皮膚病が、
器具にあたり、擦れてしまうからであった。
誰も使わない凄い器具でのリハビリは、てっきり自分が、
特別の存在と勘違いした。馬鹿だ。
皮膚病が私の歩行能力を、本来ならこのくらいの障害なら、
クルマ椅子など要らないのに、奪ったのだ。
この皮膚病は、一時、危ない皮膚病ではないと言う診断を、
もらったが、今勢いは落ちているが、なんだかわからない。
なので、毎日処置をしている。2023年4月である。
私の人生から歩行を奪ったこの皮膚病は、周到な出演者の如く、
私に何であるか伝える事が無かった為に、今この時期になって、
何となくあの時の意味が分かったに過ぎない。
案外、重大な事というのは、こんな風に本人に伝えられる、
ものかも知れない。
そして、医者は私にこれが固有の、
未発見の物質だと涼しげに言うではないか。
痛くもなんともないのである。
そこに軟膏を塗った時が逆に痛い。
全ては私に始まり、私に終わる物質なのだろうか?
未発見の物質なら、名前があるのではないか?
私は歩けない、それはこの物質の所為なのだ。
そして、いつか此れを征服し、
その時、自分は最初の一歩を踏み出すのだ。
注意
この作品は2021年12月頃書いて居ますが、
この頃、日付がちゃんと言えませんでした。
それと、この時は歩くリハビリはしてませんでしたが、
今は歩くメインです。
絶対歩くぞ!
このスポーツ選手の偉業を語りたい!
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