5-32 トイレと言う白い巨塔
トイレは🚽私にとって最大のリハビリ目標である。
トイレに降りるのは何とか1人で出来そうだが、
トイレから立ち上がるのは、どうしても出来ない。
トイレは、高さが低いのだ。
クルマ椅子や、病院のベッドなら、スペーサーをかまして、
調整が出来るが、トイレはそうは行かない。
トイレそのものが共有の公共物で、
あなた1人のものではない。
トイレの使用者が🚽女性子供も視野に入れてあり、
低めに合わせてある。
和式は更に低い。
ただ、インターネットで見ても高さの値の理由は無くて、
大人しか🧑座らない男性トイレなら、もう少し高くても、
良いのではないか?と思ったが、4cm5cmと高さを求めているのは、
つまり私のような1部少数派の障害者と言う事になる。
とは言え、日本人の身長の変化によりトイレの高さが5cm、
高いものが出ていて、頼もしい限りである。
この数センチが大事なのだ。
それは、未来の話として、
今日も便器に座り、何とかならないかと思索を巡らせる。
私の座っている便器は、右麻痺なので、
左側に操作盤がある。
左手に力が入るので、左に手すりがある。
左手で全体重を支えるのだと考えると無理がある。
右の重量を0にすれば、残りは私の体重から35kg、
これを何とかすれば良いのでは?
と考えながら、結局のところやれるかやれないか、
では無いのかと嫌になった。
足し算ひき算で説明出来ても、
実際にはそうでないことが沢山ある。
右半身は麻痺しているのだから、
痛みに対しても麻痺している、と言う事は全くなく、
むしろ麻痺していない方より痛い。
麻痺イコール機能0ではないのだ。
右半身は、ただのお荷物ではないのだ。
右の目は見えているし、
右舌👅を噛んでしまったが、痛みは明らかに右から走った。
右側の腸内で、食べ物が詰まる事はなく、
右、左と呼ぶとつまらないことが多々ある。
また、こうした事例は誰にも適用されず、
私だけの事例かもしれない。
こんな話を健常者にしても、つまらない話となる。
こうして、外観を見ても、何も変わらぬオッサンの、
ぼやきに聞こえる。
白い巨塔を前に、
今回は何も発見がない。
クリスマスは何を食べる?
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