5-28 気付く
大元は病人では無い。
元気な、未だ若さを謳歌している、
インストラクターの女性が、
持ち込んだのである。
病院にいる限り危険はないが、
そこに出入りしている人が、
ウィルスを持ち込むところが、
厄介であり、皮肉である。
仮に陽性だとしても、
数日の隔離で直ってしまう。
だが、陽性の期間中、
接触してしまうところが、
これまた厄介であり、皮肉である。
また、たまに重病化して死んでしまう。
病気は進化し人々の生活を脅かす。
むやみやたらに、いい加減なことを、
言っているんじゃない。
人間には、限界がある。
それを、人生のどこかで思い知らされる。
それが、50を過ぎてだったり、
もっと歳を行ってからであったり、
あるいは若い時かもしれない。
その時初めて、
父母を軽んじたり、
お年寄りや障害者を軽視したりした、
その罪に気付く。
1人足りとも死がある限り、
その事に気付かぬものは、いない。
コロナが脅威で無くなれば、
また別の病気が代わりを務める。
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