5-24 痒み

 

病院では不思議と痒みがなく、

病院の後半から、こちらに来て、

スウェットなんかを着るように、

なってから、痒みに悩まされている。

特に身体の右半分は、

麻痺している身体であるから、

何も感じることはなかったが、

ここのところ、この辺りに金属系の痒みが発生し、

今まで不要であった心遣いを必要としている。

痒みって、痒いと思い出すと自らの皮膚を赤く傷つける

まで掻き続け、忘れている時は何でもない。

麻痺の体に電流が流れたのかもしれない。

度々のお願いではあるが、

これが右側の麻痺に現れた吉兆であることを祈り、

ここに筆を置く。