日本を見ていて憂うこと

 

苦月も終わろうとしている。

人生は半ば?

山の途中を必死に足場を探しているのか、

谷の滑り台をするすると滑っているのか、

僕は日本人に生まれて良かったのか?

人生は謎だらけで、

わからない。

 

日本に帰って来て5年が過ぎた。

病院での生活が2年目に入り、

半身麻痺では、やることも制限され、

二言目にはコロナで外へも出れず、

マスクをして、

殆どブログをしている。

殆どアマゾンで映画を見ている。

 

たまにテレビを見ると、

食べ物の番組だらけだ。

食べ物や、旅行の絡むテレビの、

見ぬ時はない。

歌番組とか、

ドラマとか、

ドキュメンタリーとか

映画とか

少ない…

というか、

テレビは

全部CMにしたらいい。

 

昔、30年以上前に、会社に就職した時、

営業マンは、まず真っ先に言われた事がある。

「いいか君、お客さんと、

宗教、政治、野球の話しはするな!」

理由は?と聞くと、

「理由はない。あかんねん」

だった。

馬鹿だ。

でも馬鹿に従って、

何十年も働いた僕はもっと馬鹿だ。

日本のテレビも同じこと。

そんな表には出さない規則があるのだろう。

あたり触りのないネタだけが生き残る。

日本は何もかも、全てこう。

でも、ヨーロッパの会社は、

もっとオロカシカッタ。

口を開けば、株主だ。

株主の為には、客も社員もない。

日本人よりタチが悪い。

 

もう資本主義も駄目だろう。

もう株式会社も駄目だろう。

でも次は何だろう。

 

日本の政治家は立派だ。

コロナで人が沢山死んでも、

ゴルフでどれだけ日焼けしても、

オリンピックで、どれだけ献金貰っても、

ミサイルを撃ってくる、

隣人のパーティにいくら出席しても、

人生を楽しんでる。

人生を謳歌している。

何でも前向きだ。

あの人達を見てると、

元気が出て来る。

 

日本を見ていて憂わぬこと

 

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