娑婆訶

 

《(梵)svāhāの音写。円満・成就などと訳す》仏語。幸あれ、祝福あれ、といった意を込めて、陀羅尼・呪文 (じゅもん) などのあとにつけて唱える語。そばか。

 

川柳

 

爺も逝き⑤  認知と叫ぶ⑦母娑婆訶⑤

ジジモイキニンチトサケブハハソワカ

 

お爺さんももう亡く、認知となり残されたお婆さんに幸あれ。

 

 

短歌

 

爺も逝き⑤認知と叫ぶ⑦  母娑婆訶⑤

永く生きても⑦祝う人無し⑧

ジジモイキニンチトサケブハハソワカ

ナガクイキテモ    イワウヒトナシ

 

我儘なお爺さんに、お婆さんは随分我慢したんだね。

こうして1人になって、永く生きても、

それを祝う人が居ればいいなあ。

 

俳句

 

幸娑婆訶⑤掃除に笑い🧽⑦感謝の実⑦

サチソワカソウジニワライカンシャノミ

 

掃除、笑い、感謝の3つの実を娑婆訶(ソワカ)

と呼び仏様は、祝福してくださるそうです。

 

短歌

 

幸娑婆訶⑤掃除に笑い🧽⑦感謝の実⑦

⑦1日無くとも  ⑦ただぞ寂しき

 

掃除、笑い、感謝の3つの実を娑婆訶(ソワカ)

と呼び仏様は、祝福してくださるそうです。

1日でも無ければ、仏様は寂しく思われる。

 

 

俳句

 

鰤海老鮪の踊る寿司🍣娑婆訶

ハマチエビマグロノオドルスシソワカ

 

鰤、海老、鮪の踊る寿司🍣に幸あれ。

 

短歌

 

鰤海老⑤鮪の踊る⑦寿司🍣娑婆訶⑤

醤油山葵に⑦麻痺を思わん

ハマチエビマグロノオドルスシソワカ

ショウユワサビニマヒヲオモワン

 

鰤、海老、鮪の踊る寿司🍣に幸あれ。

醤油と山葵に、倒れた去年を思い返し我に帰る。

 

雨娑婆訶

幸娑婆訶

声娑婆訶

音娑婆訶