憧れる習い事は?
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バイオリンの日
「ポール・ヴェルレーヌ
秋の詩
秋の
長いためいきが、
私の心を傷つける
単調な
ものうさで。
深く息がつまり
傷つく、時の
鐘が鳴る時は。
私は思い出す
昔の日々を
そして私は泣く。
私は悪い
風に煽られて
流され、
あちら、こちらと、
まるで秋の
枯葉のように。」
バイオリンには、何も含蓄が無いので、
詩を探して見ました。
1867年のヴェルレーヌの詩です。
ピアノしか知らない私は(知ってる=弾けるではない。)、
音はドレミで表すものだと思っていたが、バイオリンは、
その区切りが無く音の表現が自由だと知りました。
正に、バイオリンの長い🎻溜息なのですね。
そしてこの詩、これがかってあのノルマンディー上陸作戦で、
暗号に使われたことも。ドイツはこの暗号を見破っており、
数日内に、ノルマンディー付近での上陸がある事を知っていたが、
天候が悪く有り得ないと判断したらしい。
どちらかに転んでも、死ぬのは人間。
殺し合うのは人間。
勝っても負けても、そこに残るのは夥しい亡骸。
単調な物憂さの中、私は悪い。
あちらこちらと秋の枯葉のように、
連合軍は、
天候が落ち着いた一点を狙い、
現れたのです。
「秋の詩(広島)
右半身太郎
秋のバイオリンの、
深く赤い咽び声が、
私の心を傷つける、
逃げ場がなく、
川もまた見えない。
深く息が詰まり傷つく、
鐘すら崩れ堕ち、
私は思い出す
涙すら渇き落つ日々。
私は瞬く間に、
風に煽られて、
流されて、
北へ東へ赤い雨が混じり、
まるで秋の
枯葉のように。」
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