お父さんの好きなところを3つ挙げるとしたら?

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父は一生を通して、実に嫌な奴で、

父にその事を伝えられず、残念だ。

 

父はある日、僕達兄弟を酔っ払って怒鳴りちらし、

父はある日、僕達兄弟に面白くない冗談を言って笑えと言った。

 

父はある日僕を殴って、

父はある日僕を抱きしめたんだ。

 

父はある日タバコを🚬燻らしながら僕に説教し、

父はある日僕をキャッチボールに連れ出した。

 

父は母に、子供を堕ろせと言って、

父の子供は結果、男一人と女二人になった。

 

父はある日、僕が父の悪口を言ったと殴りつけ、

父はある日、父の何処が悪い?と神妙に謝り出した。

 

父と映画を観に行くと父が鼾をかいて僕は恥ずかしかったが、

父は僕等を怒鳴る何処かのおじさんをおっぱらったんだ。

 

父はある日、家族を海に連れ出し、自分は旅館で一日中本を読み、

父はある日、家族を山に連れ出し、自分は旅館で一日中本を読んでいた。

 

父はある日、寒いから着て行きなさいとタイツを履かせ、

僕はある日、タイツは見っともないと長ズボンを👖盗み出した。

 

僕はある日、父を怒って二階の壁に穴を空けたが、

父はある日、僕にラグビーの🏉タックルをし、逆襲にあった。

 

父はある日、母と別れる決意をし、

僕は母を弁護士に合わせた。

 

父は裁判に敗れ、母に家を明け渡し、

父は秋田の田舎の老人ホームに落ち伸びた。

 

父と音沙汰無く数年、

父が亡くなったと、新聞の記事で知った。

 

父の妹の叔母さんに連絡し、

僕は父がハムカツを喉に詰まらせ、亡くなったと知った。

 

父も母も僕も妹達も戻れない処に来てしまった。

父も母も僕も妹達も誰も道を間違えた訳ではない。

 

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