さて
またまた大変ご無沙汰となりました

新型コロナの影響で
世間は大変ですね

そんな中
ガーデニングはステイホームでも
楽しめる趣味です

ガーデニング仲間からも
「こんな状況でも楽しめる」
「時間がある分むしろ例年より没頭している」
との声もちらほら
植木屋さんへはなかなか行けませんが
苗や種子はネットでも買えますね

このゴールデンウィーク中は
グロウテントを組み直しました


というのも
前の組み方では多くの植木を置けますが
狭くて奥まで手が届きにくいという
デメリットがあり


さらにはパキポディウムに
謎の病害中まで発生しています

この謎の黒点です
カイガラムシの一種なのか
それとも病気なのか
困ったことに
重症化して枯死した株もあります

詳しい方、ぜひ教えてください


さて

題名の通りあまり冬はやることがなくて
退屈です

グロウテントないの様子
週一くらいで水やりしてます


ハウス組は例年通り
元気でございます

購入した中で最高額の有刺烏羽玉
形が崩れてきたので
そろそろ子を掻く頃合いです
ハウス栽培だし早めにしたいところです

冬型塊根は今が育ち盛り


庭はクリスマスローズのこぼれ種が発芽
自然に増えると嬉しいですね


かなり久しぶりの更新です

まぁ秋冬はする事あんまりないのと
最近新しい植木も買ってなかったので
特に変化もなく…

しかしちょっと変化があったので
今日は更新を

毎年毎年コーデックスは
フレームで冬を越していましたが
秋は日中暑い日もあり
毎朝フタを開けなければなりませんでした

そこでとりあえず去年は若い実生用の
屋内ハウスを設置しました
しかし数を全て置くには至らず
二重管理に

で、去年今年と悩んでついに購入したのがこれ

グロウテント
海外は日本よりも水耕栽培が進んでおり
より安定した環境を作るための
植物用テントです
10000円しません
金額はまぁともかく
80×80×160サイズなので
まぁまぁ場所を取ります


全部グロウテントに入ったので
フレームは空になりました
空間がもったいない気もしますが
秋も冬も安定しない空間なので
春夏まではこのままです

ネットをかぶせていた
パキポディウム ブレビカウレの鞘

タネが弾けたので
採取しました 
右 取った後の鞘
左弾ける前取る前


ネットを取ったらすでに中に付いてます


少し揺さぶれば
綿毛が取れて種子だけになります

早いもので
パキポディウム播種を始めて3年目です

パキポディウムの播種・実生情報が
ネットに少ないからか
参考にしてますなど
ありがたいメッセージを頂く事があります
励みになります

私も勉強中ですが失敗も含め
参考になればと思います



一年目に蒔いた実生苗も大きくなってきました
安定したともいえます

さて
まだ播種シーズン途中ですが
今年の成績と考察です

おさらいとして
ヤフオクに売っている種子は
ほとんどが海外からの輸入です
国内採取のものも稀にありますが
海外にくらべ高値です
発芽率は新鮮度に比例します
通常であれば発芽率は
海外<国内です

海外の種子を購入する場合は
全滅も覚悟して買いましょう


今年は自宅で
パキポディウムの受粉を行いました

素人に交雑が
どこまで出来るのかはわかりませんが
今のところ他の種類とは掛け合わせていません
掛け合わせるのは楽しそうですが
市場価値は大抵下がります
(私自身売ってはいません)

受粉方法はほぼ一択なのでネットにも載ってます
私は写真をほとんど撮っていなかったので
他のサイトの方が参考になるかもしれませんが
とりあえず載せておきます

黄色いのが花
手前が受粉後花が落ちた後の鞘です

花の中をよく見ると
奥の、それこそかなり奥の細い先に
三角錐のものが見えます
これを爪楊枝をグリグリ左右に動かし潰します

するとうまくいけば爪楊枝の先に
黄色い粉が付きます花粉ですね
これを別の花にまたグリグリします
で、元の花にもグリグリします

そしたらうまくいけば両方の花に鞘が出来て
鞘が熟したら開いて種子が取れます
雌雄同株で自家受粉出来るそうなので
同株でも受粉出来る?

多分…出来るはず…
恥ずかしながら断定できない…
私はとりあえず今年初なので
手当たり次第に受粉させました



鞘が開いたら
たんぽぽの種子のように飛んでいくので
流し台のネットなどを
被せて飛ばないようにしましょう
種子は思った以上に飛びます

取れた後は個人差があると思いますが
私はとってすぐメネデール100倍に
8時間ほど漬けて


播種用土に一粒ずつばらけさせて
丁寧に蒔きます

ここで私が悩んでいるのが

プラポット(プレステラ、手前にあるやつ)に
まとめて蒔くのか
セルトレー(奥のトレー)に分けて蒔くのか

プレステラに植えると
後でセルトレーなどに植え替えの必要があります
しかし確実に芽が出たものだけを
植え替え出来るので
植え替え時に無駄なスペースが出来ません


セルトレーに蒔くと
植え替えの手間はありません
しかし芽が出なければそこが歯抜けになり
結果的に無駄なスペースが増えます
自宅で受粉させると発芽率は比較的高いですが
それでも暑い中うっかり水が切れたりしたら
発芽率は落ちます
その点ではプレステラの方が一括管理出来るので
水管理は楽です

発芽までは確実に腰水
発芽後も2週間は腰水の方がいいです


長々と書きましたが個人的な
オススメパキポライフは

花が咲く程度の親株を購入する
種にもよりますが
だいたい1万円出せば
確実なものが買えるかなと
受粉させて種子を取る
取ったらすぐ水に漬けて
水を吸わせた播種8時間後蒔く
芽が出てから2週間は腰水
そのあとは乾いたら水やり
大きくなって楽しい可愛い٩( ᐛ )و

以上です

大きくなってきたら
最低気温15度を超えて
葉が出て成長期に入った頃に
植え替えます
大きくなったかどうかの判断は
適当ですが
幹が白くなってくるぐらい大きくなったら
安定してきていると思います

残念ながら
植え替えした後
弱い株は枯れます
淘汰されるとも言えます
大きくなるまでに数は減ります

私は基本的にパキポディウムには
100均の遮光シートをかけています

グラキリスは直射日光派が多いですが
ブレビカウレは遮光派が多いように思います

私は植え替え後は
いずれにせよ直射日光に晒した事は
ありません
枯れそうなので…




今年の考察は以上です
これから始める方の参考になればと思います
梅雨も明け
連日猛暑日ですが
植木たちは元気そうです

夏と冬は暑い寒いハッキリしてるので
ある意味管理しやすいです

春秋は思わぬ暑い日があって
ダメージを受ける日もあるので
そっちの方が怖いです

袋被ってるのは鞘です
種が入ってて熟すと種が出てきます
飛んでいかないように被せてます
ちなみにこれは職場で使用した
使い捨てキャップを持って帰って使ってます
ちょうどいいサイズです

職場で捨てているゴミを見てると
何か植木に使えるものがないかと
考えてしまいます

ちなみに2年前の冬に作ったLEDハウスも
職場で廃棄する発泡スチロールを
加工して作りました

未発根アデニウムソマレンセも
葉が安定して出てきました

今年蒔いた種子たち

今年初めて蒔いたウィンゾリー
20くらい芽が出ました
発芽後は順調です

先日蒔いたばかりのブレビカウレも
順調に発芽してきています

冬までになんとか体力をつけて欲しいです
水曜日に右半分・木曜日に左半分蒔いて
土曜日には発芽を確認
通常1週間はかかる発芽が
半分以下の時間で発芽しました
さすが自宅で採取した種子です

発芽率もまだはっきりわかりませんが
今年購入したブレビカウレが
全滅したことを考えると
かなり嬉しい発芽数です

2鞘分 約60粒
大阪屋外管理
市販の播種用土・腰水
プラ製スリットポット(プレステラ)使用
100均一の薄い黒の遮光シート使用
(恐らく40パーセント程度遮光)

発芽して安定したらセルトレイに
植え替えます
最初からセルトレイにしても良かったのですが
場所の都合と
あと発芽率がここまでいいと
立証出来ていなかった為今回はスリポ対応
次回は最初からセルトレイ対応です

今回は購入したデンシカウレ種子と
発芽率はボチボチでしたが
ウィンゾリーが発芽しています

少しわかりにくいですが
写真中央やや下に開いた鞘が写っています

種子にはタンポポみたいに
ワタが付いてます
ハウス内は扇風機を回しているので
油断していたら飛ばされてしまいます
あと、よく見ていると綿毛が開くときに
軽く弾けて飛び出そうとします

取り出した種子

水につけると綿毛は
比較的簡単に取れました

新鮮な種子はすぐ発芽するらしく
発芽率もいいそうです
中には見慣れない緑色の種子もありますが
果たしてうまくいくでしょうか

鞘は残りあと5つあります

前回の寄せ植えが好評だったようで
早くも依頼第二弾が来ました

とりあえずパキポディウムの世話を済ませて
寄せ植えに取り掛かります

鉢底石とサボテン用の土
その上からネルソルを被覆
土台部分を作ります

次に渡す人は自然が好きな方のようで
自然の風合いがありながらも
優しい印象の鉢を用意

ネルソルを重ねながら高さを出し
多肉を積み重ね隙間に挿しながら仕上げます

完成
ポイントは高さと
引き立て役にセダムを入れる事
使用する多肉は鉢のサイズに合わせて
カットする事
今回は出来てませんが色んな色を使用すると
それなりに見栄えがします

私の本筋はサボテンとパキポディウムを
はじめとするコーデックの播種と育成なので
多肉植物の寄せ植えが評価され
なんとも複雑な気がします(・Д・)
サボテン歴が長いのでそれなりに
出来るもんですね

作るからには気持ちを込めてます
私が作ったもので誰かが喜ぶのであれば
喜ばしく思います


ウィンゾリーの芽が順調
近所の園芸店ではこのサイズで
47000円


シーズンが過ぎていくところなので
割安価格で追加でタネを撒きました


多肉の寄せ植えの要望を受けたので
作成中の風景

完成


家にあるものを集めてこの出来なら
よくできた方かなと