こんにちは😄
昨日に続いて今日も雨降る都内は
けっこ〜寒いですね🤔
雨。スナップ撮影をライフワークにしている僕は
カメラを手にするまでは雨は嫌いでした。
(今も基本的には嫌いなんだけど)
ただ、スナップ撮影において「雨」は
とても良い素材になります。
同じ構図で撮っても情景は異なり、
時間帯によって気温や湿度、濡れた感じなど
晴れの人は全く異なる世界が画角の中に広がります。
「情緒豊かな表現が出来る」って感じですね😊
◾️Nikon Zf & Z24-120mm f/4 S
水溜り。
昨日の仕事帰りに撮った1枚。
看板の緑色がリフレクションで綺麗に写り込み、
文字の白色がハイライトの様な効果を見せます。
水面は雨粒の大きさや時間差で大小様々な模様となり
写真として表現の中に組み込まれます。
時間帯は夜。そして雨。
暗い中、看板に照らされたただの水たまりが
写真に収めることで物語の1シーンになりますね。
そんな1枚です。
また、雨は間接的にも写真の質感に影響を与えます。
◾️Nikon Zf & Z24-120mm f/4 S
屋根のない通路。
タイル張りの地面は雨に濡れたウエット感は
あらゆる光を反射して照度を上げてくれます。
左側の手すりに着いた雨粒は光を受け反射させ
濡れることで金属感が増しているから、
アップで見るとNikonのレンズが得意とする
硬質な質感を更に明確に伝えてくれます。
左側のやや緑がかったアクリル壁。
元は透明ですが厚みがあるのと水滴が光を拡散させ
エメラルドの様な色味とガラスの様な質感を
与えてくれます。
◾️Nikon Zf & Z24-120mm f/4 S
強めに降ってる雨。
ヘッドライトや街明かり、反射した路面の光が
雨で拡散されているので、普段と異なる明暗差は
ブラックミストフィルターをつけた様な効果となり
晴れた時とは違う渋谷の雰囲気を醸し出しています。
描写しています。
◾️Nikon Zf & Z24-120mm f/4 S
首都高と並走するR246。
暖色の左奥が首都高、寒色の真ん中がR246です。
高速道路の灯りはオレンジ色の暖色なのと、
ヘッドライトの光よりも強いので、雨で拡散される
光も暖色になりますが、一方の一般道R246は
車のヘッドライトが色温度の高いHIDやLEDバルブが
多いのか、青白い光が雨で拡散されています。
路面が濡れていることもあり、より拡散されて
車道の描写がやはりフワッとしていますね。
こんな感じで、「写真にとっての雨」は、
普段と違う演出効果をもたらすのと、
撮り方によって色んな効果「趣」を出せるので、
僕にとっては「演出素材が増えた」感覚で、
撮っていて楽しいんですよ😄
もちろん「あれ?想像してたのと違うな」って
ことも多々あるから、枚数は増えますね(笑)
あと強い雨だと傘さしながらは大変ですよ😅
危ないから安全な場所から撮ってます👍
「雨は好きだけどカメラを雨に濡らすのが嫌」
こういう方も多いと思います。
僕も雨にカメラを濡らすのは本意ではないので、
後でちゃんと拭いて、防湿庫に入れて乾燥👍
カビは大敵ですからね😅
防湿庫が無い方は、拭いた後にカメラとレンズを
それぞれ大きめの「ジップロック」に入れて、
湿気取りに「新聞紙」を一緒に入れておくと
早く湿気は取れますよ😄
※鏡筒が伸縮するズームレンズは、必ず鏡筒内の
湿った空気を入れ替えした方がいいので、
何度か望遠→広角とズームリング動かして、
中の空気を入れ替えてくださいね👍
もし濡れ方が酷い時は、適度に新聞紙を入れ替えて
晴れた日には風通しのいい場所で陰干しして
あげて下さい😄(インクの臭いも飛ばします!)
ジップロックが高いと言う方は、100円ショップに
売ってる似た様な密閉出来る袋や、密閉可能な
大きいタッパーでもOKですよ👍
自宅に新聞紙が無い方は、トイレットペーパーや、
箱ティッシュ(中身だけ)でも最悪代用は可能だけど、
アレは細かい繊維が付着し易くて、ホコリやチリが
カメラやレンズ内に侵入し易いので、後でちゃんと
ブロワーやハケでキレイに取り除いて下さいね。
あ、100円ショップやホームセンター、薬局などで
安い「除湿剤」を買う方が安心かもね😅
てな感じで、
楽しい雨の日スナップ撮影を楽しみましょう♪
またね👋