いよいよ還暦 カンレキに突入、気持ちを歌にしました



価値観の違う人達に揉まれて

ひとりで大きくなったつもりでいた

精神年齢はずっと変わってないんだと思う事がやたらと増えきた


すいもあまいもも知ったつもりでいた全然生かされてない事にも気づいた


身体はガタが来てそれなりに歳を重ねたきたと今知る


朝早く最寄りの駅までトボトボ歩いてきた道もだんだん遠くなって行くのは歳のせいなのか気のせいなのか

時間もかかるし息も上がる

1日の終わりに口をついて出るため息ひとつと「疲れたあーくたびれた」


この歳になるとやたら思い描く

ふるさとの山と川の変わらぬ姿

ふるさとの匂いもあのときのまま

変わってしまったのは自分自身


いくつかの思い出閉じてしまうことも今やってしまおうと思う

そうでもしなけりゃ心の中は

過去だらけでパンクしそうだ


この人生の三分の二をただなんとなく消化してきた

後悔することもたくさんあったけど今ひたすら感じるのは安堵感

一日の終わりに深く息を吸いため息ひとつとあー今日も無事生きた


これからの人生敷かれたレールもない敷いてきたレールも存在しない世界

景色も違うただそこにあるのは選択自由な自分色の世界

一日の始まりに深く息を吸い深呼吸ひとつと「あーわくわくする楽しみだ」


残された人生あと三分の一

今までの出会いと別れに感謝をし

大切な人とともに三分の一

はてさてどうしていこうか