年明けの授業が始まったにもかかわらず

卒論の添削がなかなか終わらず、

一部のゼミ生に迷惑をかけまくっています。

 

昨日も研究室で気持ちをささくれ立たせながら

ゼミ生の卒論と格闘していた真っ只中、

研究室に来客がありました。

お話によれば、

10年以上前の近畿大学経営学部を卒業した卒業生で、

在学中に私の授業を受講したことがあるそうです。

昨日は校友会のお仕事でたまたま大学に来る用事があり、

在学中のことを思い出しながら21号館を歩いていたところ、

私の名前を見かけて思わずドアをノックしたとのこと。

 

とても感じの良い方だったのですが、

私はこれまでの経験と先入観から、

「卒業生を名乗る感じの良い方は、たいていの場合

新卒採用のリクルーティングまたはセールス」

と思い込んでしまっていました。

はじめのうち、

不信感ありありな対応をしてしまったことを

この場を借りて深謝いたします。

結局、私はその方のことを全く思い出せないままでしたが、

にもかかわらず、

ご丁寧にご挨拶いただき、嬉しいやら、申し訳ないやら。

もし私の授業、あるいは私の存在そのものが

その方の母校の思い出の一部になっているのなら、

私にとっても大変ありがたいことです。

 

「文句ばっかり言わずに頑張って添削しよ」

と気持ちをリフレッシュする貴重な機会になりました。

ありがとうございました!