起業して5年半が経つ。


26歳に起業した際に立てた、30歳までの目標はもろくも達成できなかった。

一方、当時想像もしていなかった、学びと成長がある。

経営とは永続的に成長していくこと。

30歳までの自分は、スポーツ、受験、仕事においてうまくいったと言える。

が、全て短期戦であった。

経営という人生初の長期戦。

長期的なビジョンに向かい、短期戦を繰り返していく。

そのためには早く失敗し、早く考え、早く修正する(著:1勝9敗:ユニクロ柳井社長)。


「おカネを稼ぐ!」「そのカネでまた何か大きな仕掛けをする!」と

勢いで起業した26歳のアマちゃんだった自分に感謝したい。


32歳である今、自分にも会社にも新たな「進化」が必要とされている。




参考文献:田坂広志「意欲」の新たな定義  



「感謝」の気持ちから仕事のモチベーションを高めることは相当レベルが高いと言えるが、企業活動も様々な歴史を経て「進化している」と言える。

ビジョンは我々の指針になるものであるが、根底に繋がるものはまた別にあると考える。

では、我々は何で繋がっているのか?その答えを可視化するには、各自心の奥底にある源(ソース)を内省し、常日頃「問い」と「気付き」にアンテナを張り、それを皆にディスクローズ(オープンマインド)していくことが重要である。



参考文献:出現する未来  

U理論

 センシング:現実に埋没し状況と一体となる

 プレゼンシング:出現する未来の源の内側から見る現在を見直す

 リアライジング:大きな世界を共に創る

というプロセスをとる。

まさに弊社もバスに乗るメンバーが自ずと入れ替わり、ソフトウェアのバグに葛藤し正しい管理体系に持ち込むなどを経て、このプロセスを辿り、プレゼンシングに気付き始めている。将来に渡り、ビジョンの根底に繋がるモノをより可視化し、そのプログラムを創り、結束力があり楽しさに溢れる組織を創り、リアライジングしていきたい。

これが21世紀の尊敬される組織と考える。


田坂広志氏の風の便りのメッセージから


ムカデの自意識


「百足」と書いて「ムカデ」と読む。

この不思議な虫の、苦難の物語です。


ある暑い夏の日、

ムカデが一生懸命に歩いていました。

すると、通りかかったアリが言いました。


    ムカデさん、凄いですね。

    百本もの足を、

    絡み合うこともなく、

    乱れることもなく、

    整然と動かして歩くなんて、

    さすがですね。


その誉め言葉を聞いて、

ムカデは、ふと考えてしまいました。


    なぜ、自分は、

    これほどうまく

    百本の足を動かせるのだろうか。

    アリさんの言うとおり、

    絡み合うこともなく、乱れることもなく、

    なぜ、整然と動かして歩くことができるのだろうか。


そう頭の中で考え始めた瞬間に、

ムカデは、一歩も動けなくなってしまいました。


先ほどまで、何の苦もなく無意識に動かしていた足を、

一歩も動かすことがっできなくなってしまったのです。


このムカデの姿は、

我々の姿に、似ています。


自意識の病。


その病によって、

我々は、いつも、

力を発揮できなくなってしまうのです。


オリンピックの野球、サッカーの男女の違いにおいて、

同じことを感じてしまう。

男子の野球、サッカーは、テクニックがあるものの、

なんかこう・・・もどかしい。気持ち良くない。

逆に、昨日2連戦でオーストラリアに延長戦で勝利したソフトボール女子といい、

アメリカに4対1で負けながらもロスタイムに1点取り返す女子サッカーといい、

見ていてとても気持ち良い。


環境や能力、情報など全てにおいて、男子の方が恵まれている。

だからこそ、逆に複雑になってうまく足を動かせていないように思える。

やる気は同じでもシンプルじゃない。


そしてこれは自分自身にも言えるのではないか。

様々な情報が入り、それに対応しようとして、自分を良く見せようとして、

頭で考え過ぎているのではないか。

もっと自分の軸に忠実に、まっすぐに、シンプルに進むだけで良いじゃないか。