1/2にスターウォーズ最後のジェダイを観てきた。良いところも悪いところもある評価の難しい映画だ。良いところから挙げていこう。
まず、アダムドライバーは素晴らしい。彼が演じるカイロレンの、"偉大なる一族に生まれた凡人"感は最高だ。佇まいからして既に、父にも祖父にも及ばない三代目感を醸している。だがその凡庸さは愛しい。平凡な人生が相応しかった男が、スカイウォーカー一族に生まれ落ちたが故に(その血統故に)人生を破滅させていく。そんな彼が自分を破滅させた者達への報復を宣言する場面は切なくて良い…
あと、レジスタンスとファーストオーダーとの内乱の中で生きる、中立アウトロー的キャラはみんな良かった。
悪いところも多々あるが、もう疲れたので列挙はしない。ざっくりいうと、帝国の逆襲とか、バトルスターギャラクティカ等、過去の名作に似た展開、演出が多かったが、概して元ネタを越えられていない。特に帝国の逆襲と類似した要素はことごとく帝国の逆襲の方が面白いという状態であり、なかなかに辛い。下手に過去作に寄せずに、新シリーズ独自の新要素をもっと育てるべきだったかもしれない。そうなると、フィンを脚本のなかでうまく消化できなかったことが悔やまれる…