皆様こんにちは。

だいぶ間が空いてしまいましたが、これ以上空けてしまうと続きを書くのも大変になってしまうので、以下経過を記しておきます。


前回からの経過ですが、10月の中旬くらいから、体調がすっきりしない日が増えていました。

11月に入ると、今の薬を使い始める直前にも悩まされた、腰の張りを少しずつ感じるようになりました。


この間CEAも増え続けていましたが、11月のCT検査で異常が特に見られなかったことと、投薬後は上記の症状が楽になったり、前からある首脇の腫瘍も小さくなる感覚がまだあったことから、アリムタ単剤療法を継続していました。


結果的に、アリムタは12月初旬の4回目の投薬が最後となりました。カルボプラチンと合わせて、なんとか10ヶ月もってくれました。

その時点で、やはり以前も悩まされた腹部の不快感が出始めていたので、12月末に再度CT検査を行い、その結果を見て、薬の変更を検討することに。


そして年末に行ったCT検査で、右脇腹に腹膜播種の結節が見つかってしまいました。かつても播種があった場所だそうです。

検査のたびに上昇していたCEAも、ついに過去最高の30を超えてしまっていました。

この時にはもう右脇腹にうずきを感じ始めていたので、結果は予想通りでもありました。

どうもこの結節は肋骨の真下にあるようで、深く息を吸うとそこにこすれる感じがあり、日によっては痛みもありました。一度だけ就寝時に強い痛みがあり、その時はさすがにロキソニンを使い、なんとか眠った日もありました。


このような状況だったので、医師の見立てもアリムタ単剤療法は既に耐性、多少の効果はまだ残しているにしても、遅かれ早かれ治療方法の変更は避けられないだろうとのことでした。

もう一度だけアリムタを引っ張るか迷いましたが、年末年始の休みの期間に次の薬の副作用の出方を確認しておいた方が良いと思い、薬を変更することにしました。


4thラインの治療薬としては、TS-1を選びました。

ドセタキセルの方が奏功率はちょっとましかな?とのことでしたが、それでも2割あるかどうか。

何よりも脱毛により見た目が変わってしまうので、自分の場合この薬は選択肢に加えていませんでした。使うとしたら、きっと仕事を辞めた後でしょうね。

TS-1の奏功率も1-2割とのことでしたが、他の選択肢よりは奏功率がまだ良いので、こちらを選ぶことにしました。4週間服用して2週間休薬する、というサイクルになるようです。


それ以外の選択肢については、前回のブログや過去のセカンドオピニオンのブログで何回か書いているので、そちらをご参照ください。

告知からそろそろ3年近くも生きているのと、もう4thラインになるので、奏功率が高い薬は残っていない、というのが現実でもあります。


ちなみにTS-1の副作用については、製薬会社の下のサイトに詳しく載っています。

エスワンタイホウ、というのが実際に処方されたTS-1のジェネリック薬品名です。


https://www.taiho.co.jp/patients/ts-1/original/sideeffect/index.html#sideeffect01


現時点で服用開始から9日が経ちますが、効果のほどはまだよくわかりません。錠剤の経口薬なので、効果はゆっくり出てくるそうです。

体感的には、少なくても今のとことは悪化はしていないかな?という気がしています。

右脇腹のうずきもそれほど感じなくなりました。年末年始にゆっくり静養したせいかもしれませんが。


副作用の方は、服用3日目から5日目にかけて、吐き気まではいきませんでしたが、気分の悪さがありました。おかげで予定していた帰省はキャンセルせざるをえませんでした。

それ以降は比較的落ち着いていますが、代わりに胃腸が敏感になってきています。食後にかなりの確率で便意を催すので、ロペミンを服用しながらしのいでいます。

後は時折鼻血が出たり。自分の場合はやはり粘膜系のダメージが出やすいようです。タルセバを服用していた時に少し似ていますね。


いずれにせよ今日時点ではぐったり動けないということもなく、買い物などにも問題なく行けているので、覚悟していたよりはずっとまし、という感じです。

このぶんなら、明日からの仕事始めも大丈夫そうなので、とりあえずほっとしています。