皆さんこんにちは。

またもや更新が遅れましたが、先週の金曜日に、いつも通り4週間に1度の通院に行ってまいりました。


レントゲン撮影は特に変化は無いようでしたが、腫瘍マーカーではちょっと気になる変化がありました。

CEAは1.7→2.3→4.3に。まだ正常範囲内ではあるものの、少し上昇のペースが上がってきているようです。

シフラも1.4→1.7→2.2になっていました。こちらもギリギリ正常範囲値内です。

まだそこまで気にする変動では無いとの事でしたが、そうは言ってもやはり気になるものです。

カルボプラチンが無くなって、アリムタ単剤療法になってから変化してきているので、やはりカルボプラチンがないと抑え切れない部分と言うのはあるのかもしれませんね。


その他は、白血球を示すWBCが4.0→3.1→3.8と正常値内に回復、貧血気味は相変わらず。

後はGOT、GPTなどの肝臓周りの数値は横ばい。

ただ全般的に大きな変動や問題が見られなかったので、今回も予定通り3回目のアリムタの投薬を行うことができました。


ただもう平均奏功期間は過ぎていることもあり、次の治療の選択肢についてはあらかじめ知っておきたかったので、選択肢がセカンドオピニオンで訪れた際の1月時点と増えているのか、医師に確認してみました。

奏功率の順で並べてみると、やはり次はドセタキセル(+ラムシルマブ)が有力のようです。

ただ仕事は続けたいので、髪が抜けて見た目が変わってしまうことは避けたい、と伝えると、それならTS-1が候補になるかもしれないとの事でした。

オプジーボ等の免疫チェックポイント阻害薬は、EGFR陽性の患者には数%しか効かないというのも、セカンドオピニオンの時と変わっていないようです。

また適用になる治験があるかどうかも聞いてみたのですが、イレッサ に新薬を組み合わせる、第I相の治験があるので、それも候補になるのかもしれないとのことでした。新薬の名前は今の時点ではお伝えできないとのこと。

治験については、1月のセカンドオピニオンの際には適用になるものは無いと言われ、次の治療が終わる頃には始まっている治験があるかれしれないと言われたのですが、おそらくそれのことなのでしょうか。

自分でも治験情報を調べてみたのですが、残念ながら該当しそうなものは見つけることができませんでした。

いざ治療選択のフェイズにならないと開示されないものなのかもしれないですね。



そして前回、2回目のアリムタ単剤投薬後の副作用については、やはりカルボプラチンが無くなって、便秘が楽になったと言うのは前回も書いた通りです。

ただ、軽いむかつきや、しゃっくりのでやすさと言うのはやっぱりありますね。

まぁそれでも全体としては、日常生活に差し支えるような事はあまりなかったので、良好と言えるのかもしれません。

ただ今回は途中で、前のタグリッソがきかなくなってきた頃、今回の治療を始める時まで悩まされていた、おそらくは腹膜播種による腹部のぞわぞわした不快感と、強い腰の張りが出てきてしまった日がありました。

この時は耐性と悪化を確保しましたが、幸いにして2日ほどで治ったのでほっとしました。


そのあとは体調も比較的良好で、ウオーキングなんかもしていたのですが、貧血や肝臓機能が低下しているせいか、やり過ぎると疲労感が強くなり、なおかつなかなか抜けにくくなる、というのはあるみたいです。

以前なら全く問題のなかった距離と頻度でしたが、今後はちょっと慎重に行おうと思います。


その他経過メモは下記の通りです。



<以下経過メモ>


投薬当日 月曜日

特に異常無し


投薬翌日 火曜日

午前中少し熱っぽい?

昼前に排便有り

昼間はやや食欲無し

午後からしゃっくりが出やすくなる


投薬後2日目 水曜日

しゃっくりはまだ出やすい

午後を中心に軽いむかつきはあるが、食事は問題無し

マグミットは飲んでいるが、この日排便無し

この日あたりから、皮膚のかゆみが出てくる


投薬後3日目 木曜日

朝排便有り

朝から顔のほてり

日中に軽いむかつきはまだあるが、食事には影響無し

皮膚の軽みはまだ続くので、ステロイドと軟膏を塗布

しゃっくりはほぼ治まる


投薬後4日目 金曜日

朝排便有り

朝から少し眠気と疲労感有り、アリムタの副作用?

顔もややほてりが有り

昼食後にも排便有り、軟便傾向になってきたので、マグミットの服用を一旦中止


投薬後5日目 土曜日

この日排便無し、その後体調は普通


投薬後6日目 日曜日

朝昼排便有り、軟便気味

午後は眠気有り


投薬後7日目 月曜日

朝排便有り

以降体調は比較的平常