しばらく更新が滞りましたが、2/28からカルボプラチン+アリムタのサードラインの治療を開始しています。
以下そこまでの経過を記録しておきます。

転院が決まり、取り急ぎ 転院先のT病院に初診の予約を取りました。
担当医師が、セカンドオピニオンのときに丁寧に面談していただいたK医師となったことにとりあえず一安心。

初診時に、改めてカルボプラチンとアリムタの投薬を外来で行いたい旨を伝えると、早速1週間後に投薬を開始することになりました。
それに伴い、事前の採血検査、心電図検査、呼吸器検査を受けて、筋肉注射もしてもらいました。
投薬1週間前から服用する、葉酸が入ったビタミン剤(パンビタン粉末)も処方され、毎朝飲むようにとの指示有。
また、その頃は背中と腰の張りがきつく、夜あまり寝られなくなって来ていたため、睡眠導入剤のゾルデピム錠も頼んで出してもらいました。

そして1週間後の投薬日にも、改めて事前の血液検査とCT検査を受けました。
投薬前の診察時にCT検査の説明をしてもらいましたが、肺などの腫瘍はさほど変化していないが、腹腔部の腫瘍がいくつか目立って来ているとのことでした。やはりいわゆる腹膜播種という状況のようです。
腹部の不快感、ぞわぞわする感じはやはりこれが原因だろうとのことでしたが、幸いというか、まだ腹水が溜まっている様子はなさそうだとのことでした。
そして引き続き、腰と背中の張りが辛く睡眠が取りにくい状態であることを相談すると、ゾルデピムの増量と、痛み止めとしてロキソニンを提案されたので、追加で処方してもらいました。
そのほか投薬後の副作用対策として、制吐剤としてデカドロン錠と、胃の潰瘍や食道炎などを防ぐためのランソプラゾール錠、発熱時用にカロナール、38度以上の高熱が出た時のためにレボフロキサシン錠を処方されました。
このうちデカドロン錠は投与翌日から4日間毎日服用、ランソプラゾール錠はロキソニンから胃を守るためもあり、毎日服用するようにとのことでした。

そしていざ投薬へ。
まず制吐剤を点滴で入れた後、アリムタ、カルボプラチンを続き、1時間45分程で終了。
前の病院でも治験でサイラムザを投薬していたとき、化学療法室でお世話になりましたが、改めてがん専門病院の化学療法室で感じたことは、事前の看護師さんによる説明が実にきめ細かいこと。
予想される副作用やそれについての対処、緊急連絡先や、治療までの待ち時間の過ごし方、近くの調剤薬局の地図までいただきました。
まだ薬剤師さんも事前に巡回で来てくださって、補足説明をしてくれました。
この辺りのきめ細かいフォローはやはりがん専門病院であるからかもしれません。

副作用の経過については、また別のブログに分けて書こうと思います。
とりあえずここまで会社は休まずに来れています。
ただ正直に言って、余裕で大丈夫でした!というわけにはやはり行かなかったです。
そのあたりはまた改めて。