皆さんこんにちは。
ずいぶん間が空いてしまいましたが、いかがお過ごしでしょうか。

まずは自分の方の経過についてですが、1月上旬の検査結果により、CEAの増加(8.6→15.7)と、お腹の上部の腫瘍の増大が認められたため(後で知ったのですが、腹膜播種が疑われるとのことです)、タグリッソは5ヶ月で耐性、別の治療方法を検討することになりました。

タグリッソについては、自分に関しては初めから効果が今ひとつとの認識はあったので、早い時期の耐性があり得ることも、昨年からずっと覚悟はしていました。
なので特にうろたえはしなかったものの、フェーズが否応無く進んでしまった、あの例えようもない嫌な感覚をまたしても味わうこととなりました。

次の治療についてですが、主治医の提案は下記の通りでした。

①シスプラチン、もしくはカルボプラチン+アリムタ
  →奏功率は3-4割だが、腫瘍が縮小はしなくとも悪化はしない率まで含めると、5-6割に効果が認められるとのこと。
初回投薬時は2週間の入院が必要。

②タグリッソ継続

③オプジーポ
   →EGFR陽性なので効かない可能性が高い。

④ジオトリフ
   →どうしても分子標的薬で行くのなら、世代が違うのでまだ可能性があるかも?

⑤アリムタ単剤
   →どうしても入院をせず外来で治療をしたいならこの方法もあるが、奏功率は5-10%と低い。


分子標的薬のローテーションについても聞いてみましたが、否定的な見解でした。
タグリッソとタルセバを比較する治験で、タグリッソの方が優れた結果が出ているのに、その後に効果の劣るタルセバを使って効果が出るはずがない、という、あまり要領を得ない説明でした。

フルタイムでできるだけ長く働きたいと考えている自分にとって、プラチナ製剤などの抗がん剤を使うかどうかはかなり大きな決断となるので、二箇所セカンドオピニオンを聞きに行った上で、最終的な判断をすることにしました。
それまでは、今でもタグリッソがある程度病勢を抑えているとの判断のもと、タグリッソ継続となりました。

そして前回からの経過ですが、体調はあまり良くなく、どちらかといえばしんどい日々でした。
大きな要因としては、背中と腰の張りがひどかったことと、胃の不快感の頻度と強さが増してきたことがあります。

背中と腰の張りは、11月の後半くらいからかなり強まってきました。一時期は肩甲骨のあたりにもかなりしんどい張りがありました。
それらのお陰で、夜なかなか寝付けなかったり、朝方目が覚めてしまい、そこから眠れなかったりしたので、日中のQOLにも影響が出てきまいました。
マットレスや枕を替えたり、整体もあちこち試してみて、最近ではいくらか楽になりましたが、今でもしつこく張りは残っていて、ときどき辛さを感じることがあります。
現段階でその辺りに転移はないので、直接がんとは関係がないのかもしれませんが。

胃の不快感も以前から時々ありましたが、12月くらいから日に複数回起きるようになりました。
胃がぞわぞわと冷たくなっていくような感覚で、辛い時にはぐったりしてしまうこともありました。
食後にそのような感覚になることも多かったので、消化機能が衰えているのかとも思いましたが、腹膜播種の影響もあるような気がします。
ここ10日くらいは比較的落ち着いていますが、これ以上酷くなると仕事に差し支えそうなので、この辺りで食い止めたいところです。

いろいろと考えなければいけない時が来た、という感じではありますが、前向きに能動的に、次の選択をしたいものです。
セカンドオピニオンについては、できるだけ間をおかず次のブログに書きたいと思います。
ひとまず今回はここまで、また次回お会いしましょう。