秋めいてきました
紅葉の季節もすぐそこ
休日の朝
おだやかでやすらぐひととき
ジムノペディの旋律
温かいコーヒー
上品なインセンス
ヒア・アンド・ナウ
目標、あります
予定、あります
自由な選択肢もあります
一応、健康です
一応、家族仲良いです
差し迫った心配事もありません
幸せな秋です
秋めいてきました
紅葉の季節もすぐそこ
休日の朝
おだやかでやすらぐひととき
ジムノペディの旋律
温かいコーヒー
上品なインセンス
ヒア・アンド・ナウ
目標、あります
予定、あります
自由な選択肢もあります
一応、健康です
一応、家族仲良いです
差し迫った心配事もありません
幸せな秋です
駅ナカの食堂
高齢男性のグループ
シルバーが二人
シャインが二人
大声で盛り上がっている
アハハじゃなくガハハ
話の中身は分からない
途切れ途切れに聞こえるのは
俺がさあ、俺がよう
〇〇って言ってやったんだ
酒のせいもあって威勢がいい
あたり一帯に立ち込める
俺様臭
アンタッチ ャブル
周りの目は冷たい
嫌悪の表情も
私は生姜焼定食の
硬い豚肉に閉口しながら
居心地の悪さをこらえている
ふとこちらにも
視線が向けられているのに気付く
嫌な汗が背中を伝わった
オン・ザ・ビーチ
クリス・レア
狂おしくも軽やかに流れる
男と女の楽曲
こみ上げる愛惜
なぜもっと自分になれなかったのか
この身を投げ出さなかったのか
世界はこんなにも魅惑的で
その手を広げているのに
クリス・レア
魂が共鳴する
ハスキーヴォイス
信じた愛に情熱を捧げたあかし
オン・ザ・ビーチ
溶けてしまったソルベ
わずかな氷片をすくいとり
夏の名残をすする