2023/04
アフィニトールに加えてソマチュリンを始める事になりました。ソマチュリンとは、ソマトスタチンアナログという薬で、4週間毎にお尻の左右交互に注射にて投与するもので、主な副作用は便が軟らかくなる、下痢、お腹が痛くなる、お腹が張る、便が白くなる等があります。4週間に1回、計10回注射をしましたが、副作用が強く出たのは最初の4回目位まででした。そして注射は毎回痛いです。(MAX10としたら3かな)薬の説明が書かれた小冊子に打った日と、お尻の絵に打った場所を記入して自己管理します。
おじさんの住む街の市民病院では、ソマチュリンを扱う事が少ないらしく、毎回打つ時にちょっとした講習会が行われ、ベテラン看護師さんが2~3人の看護師さんの前で、打ち方の指導をするのです。ベテラン看護師さんが「お尻のこの辺に~」とか「ゆっくり時間をかけて~」などと言うのです。おじさんはベッドの上でおしりを出して、うつ伏せになって指導が終わるのを待ちます。お尻に注目が集まっていると思うと、恥ずかしいのなんの。待っている間、看護師さんが「痛いですか?」とか聞いてくるけど、恥ずかしさが勝ってしまい「大丈夫です。アハハ…」と言うのが精一杯。一応、よそ行きの下着をはいているとはいえ、やっぱり恥ずかしさはどうしようもありませんでした。
おじさんの場合、副作用は下痢の症状が強くでました。食後は決まってトイレに行きたくなり、トイレでしっかり出しても、それ以外の時でも急にしたくなります。打った後、1週間ぐらい続きました。おじさんは仕事で1日中運転していて、すぐにトイレに行けないので、万が一の事を考えて大人用紙オムツを使用してました。家族からの冷笑に、一緒に笑い合いました。最初はモコモコして気になってましたが、すぐに慣れるし安心感があって助かりました。下痢止め薬を処方してもらい、できるだけ生活の質を落とさないようにしました。
「癌因豊命」(がんいんほうめい)おじさんが創作した四字熟語で、目標にしています。「雨降って地固まる」のような意味で、癌になってしまった事で残された時間を意識して、やりたかった事など見つめ直し、その後の人生をより充実して豊かにしたい。忘れないように習字で書いて壁に貼ってあります。どんなに泣きたくなる時があっても、病気になんか負けたくないですからね。