先人たちが残してくれた遺産 | 松岡奮戦記(カンボジア・人事管理部統括編:2023MAR〜)

松岡奮戦記(カンボジア・人事管理部統括編:2023MAR〜)

日本の公務員生活を捨て、夢だった教師として2007年にシェムリアップの大学に赴任。が、無給講師且つ系列ホテルでフルタイムと告げられる。騙された?と思いつつ、やっと掴んだ教師の職。歯を食いしばり、この国の教育水準の底上げを己の使命として全力で取り組んでいます。

直感を信じる事の大切さは否定しません。

むしろ、その重要性を痛いほど感じています。

ただ、ここ最近の日本語の表現については、疑問があります。

色々とあげればキリがないのですが、最近、特に思ったのが「あつ森」。

「あつまれ どうぶつの森」というゲームのタイトル。

それを、上記の様に略している様ですが、なんとも強引な気がしてなりません。

*ゲーム自体を批判しているわけではありませんし、楽しむ事も否定している訳ではないので悪しからず。

ただ、しっかりとした日本語表現を身につけておかないと、この先、日本全体としての国力が更に低下していく恐れもあります。

観光で楽しむ事を目的に日本へ来られる方々に関しては特に気にしません。

が、夢や希望を持って日本へ出稼ぎに出ている外国人には、きちんとした日本語を求める反面、自分達が使う言葉となると「?」が付くという事も少なくないですね。

勉強の好き嫌い等、個人差も含めれば様々な事情や理由もあると思います。

が、上記の様な状況が続けられる様であれば、いよいよ日本が期待されなくなる日が来るのも、そう遠くはないのではないかと心配しています。

先人たちの築いてくれた遺産を喰いつぶす、という表現が、NHKドラマ「坂の上の雲」であった事を記憶しています。(原作は『坂の上の雲』司馬遼太郎先生)
その遺産も今となっては、有るのか無いのか。

正直、世界の方々が良い意味で「勝手に」思い描いてくれている「日本」というイメージに助けられているという感じ。

それを、この10年で強く感じる様にもなりました。

そのイメージも、既に「実の部分」は無くなっているのではないかとも考えています。

とは言え、日本という国が存在してくれているからこそ、海外で安心して仕事に臨めているのも事実です。

そして日本が大好きです‼️

だからこそ、些細な事でも気になってしまっているのだと思います。

思っちゃったんだから、しょうがない。