この3月16日からカンボジアにおける全てのレベルで学校は閉鎖されていて、再開の明確な決定は出されていないのが現状です。
とは言え、何もしないのはお粗末過ぎるので、オンラインでの授業や会議、そして教材開発研究を進めています。
そして「学校再開‼️」となった時、すぐに対応出来る様にも準備も進めています。
そんな状況ではありますが、先日、所属先のパンニャサストラ大学バッタンバンでの直接的な会議に出かけました。
私の進めている教材開発研究の形態から、オンラインの会議ではカバーしきれない部分も多いので、状況を見て会議や打ち合わせに行かせてもらっています。
ただ今回、車からいつもと違った音が聞こえていました。
2日間の会議の後、タイ国境付近の学校(調査地)へ行った後、帰路の途中にあるバンテアイミンチェイ州のガレージへ寄りました。
最初、大した事はないだろうなと思っていたのですが、車のクッション(前輪の左右)部分がほぼ機能しなくなっていた事、ハンドルからの動きをホイールに伝える部分で動いてはいけない部品が動きまくっていた事など、かなり深刻な問題が起きていました。
考えてみれば、1回の調査で運転する距離は、片道最低でも100kmを越えますし、全てが舗装された道路という訳でもありませんので、車にかかっていた負担の大きさと、かなり危険な状態で運転していた事を今回改めて知る事となり、肝を冷やしました。
押し潰されていた足回りの部品↓
バネの部分は問題なかった様ですが、中の部分が機能しなくなっていました。
片方は完全に機能を失っていて、もう一方も壊れる寸前。
閉店間際に駆け込んだにも関わらず、遅い時間まで嫌な顔せず、ひとつひとつ手を抜かずに点検・対応してくれたガレージのみんなには感謝しかありません。
片方は完全に機能を失っていて、もう一方も壊れる寸前。
閉店間際に駆け込んだにも関わらず、遅い時間まで嫌な顔せず、ひとつひとつ手を抜かずに点検・対応してくれたガレージのみんなには感謝しかありません。
悪路であっても構わず進んで行くので、車も満身創痍の状態に...。
(過酷過ぎてタイヤも何度かバーストしたりしました...)
「私の仕様は、こんな道を走る為に造られたんじゃない...」と車の悲痛な声が聞こえて来そうです...。
(でも流石に日本の技術‼️悪路でも安定した走りをしてくれます‼️)
修理が完了した後も「先生、遅くなってゴメン‼️」と謝られ、こちらが恐縮してしまう始末。
本当にここのガレージのみんなにはいつも助けられていますし、何か調査中にあっても、「あのガレージまで辿り着ければ必ず直してくれる‼️」という信頼と安心感があります。
こういった出会いに心から感謝しています😊🙏
そして、傷だらけになりながらも、私を安全に調査地や会議の会場まで運び、無事に家まで連れて帰ってくれている車にも感謝しています😭🙏
追記
1. 車を扱っておられる方で「助けてやっても良いよ」「うちのピックアップトラックを提供するよ」という神的に優しい方がいらっしゃれば是非助けていただきたいです🙇♂️
2. 昨年、上記の事情も知らずに「先生の車、古くなったね〜」と軽率な発言をしてきた無礼千万な同業者(センセー)がいましたが、「外見ばかり気にして流行ばかり追いかけている人には、ここまでのめり込める研究は出来ていないでしょ」と声を荒げてしまいました😅
う〜ん、歳上相手でしたが大人げなかった。
でも「事実」を言ったまで。だからしょうがない😆👍