お墓参りと報告 | 続々・松岡奮戦記(カンボジア・ミャンマー教材開発編)

続々・松岡奮戦記(カンボジア・ミャンマー教材開発編)

日本の公務員生活を捨て、夢だった教師として2007年にシェムリアップの大学に赴任。が、無給講師且つ系列ホテルでフルタイムと告げられる。騙された?と思いつつ、やっと掴んだ教師の職。歯を食いしばり、この国の教育水準の底上げを己の使命として全力で取り組んでいます。

今日の予定が半日ずれた事もあり、今年もヤンゴンの日本人墓地へ行かせてもらいました。

前回よりも時間に少し余裕があったので、今回もひとつひとつお墓まいりをさせて頂きながら、石碑や墓石に書かれている言葉を拝読しました。

大袈裟な言い方かもしれませんが、魂を揺さ振られる言葉に溢れていて、無念さを抱えたまま亡くなられた方の事や、ご遺族の想い、そして日本国の未来の為に闘って頂いた事への感謝等、様々な感情が溢れ、涙が出ていました。

今、私が教師として、教材開発及び調査活動が出来ているのは、もちろん私の研究を理解して頂き、支援して下さっている方々がいて下さるからに他なりませんが、日本の先人達が、後世の平和を願い、命がけで闘って下さったからでもあります。

そんな先人達へ、「平成」から「令和」に元号が変わった事を報告し、これからも見守って頂ける様にお願いをしました。

先人達が望んだ平和な世の中を、「戦争」ではなく、ミャンマーの方々と一緒に「教育」で実現していける様、これまでにも増して精進していこうと改めて思いました。









お墓の守りをされている方達と。