「魂」が入った瞬間 | 続々・松岡奮戦記(カンボジア・ミャンマー教材開発編)

続々・松岡奮戦記(カンボジア・ミャンマー教材開発編)

日本の公務員生活を捨て、夢だった教師として2007年にシェムリアップの大学に赴任。が、無給講師且つ系列ホテルでフルタイムと告げられる。騙された?と思いつつ、やっと掴んだ教師の職。歯を食いしばり、この国の教育水準の底上げを己の使命として全力で取り組んでいます。

2009年にカンボジアで教材開発を開始し、当時の教育大臣からの承認を得た記念にオーダーしたペンケース。


こちらでシンプルなデザインにしていただけに、素材は出来るだけ上質な牛革を選び、丁寧に仕上げてもらいました。


もう9年以上使っているのですが、修繕する事もなく、むしろエイジングを楽んで満足していました。


が、当時は名前を刻印してもらおうと考えていたのですが、それは出来ないとの事を職人さんから言われ、そのままにしておかざるをえませんでした。


機能としては使いやすく、頑丈で申し分なかったのですが、やはりどこか未完成といった想いが抜けませんでした。


が、昨日、シェムリアップで革製品を扱うshipposのシン君の手によって名前を彫ってもらいました‼️



出来るだけシンプルにして欲しいという依頼通りに仕上げてもらいました。


これで、ようやく「魂」が入ったと思った瞬間でした。


引っ越しを終え、忙しくされている中、面倒くさい依頼に快く対応をしてくれたシン君に感謝感謝です‼️


本当に有難うございました‼️