ハリウッド映画もスカッと楽しいんだけど、オジサンになるとちょっと落ち着いた映画が観たくなります。
んで、5月封切りの時代劇の映画2本を観て来ました。
1本目は、池波正太郎原作の御存じ「鬼平犯科帳 血闘」
今作は、先に時代劇専門チャンネルで放送された「鬼平犯科帳 本所・桜屋敷」から、
主人公の長谷川平蔵役が当代の松本幸四郎になり、その新シリーズの劇場版です。
鬼平犯科帳と言えば、祖父の八代目松本幸四郎(後の白鴎)〜叔父の二代目中村吉右衛門からの当たり役で、若き日の平蔵(銕三郎)を演ずるのは、当代の市川染五郎ですよ。
簡単に言えば、爺ちゃん・叔父さん・親父が演じている訳です。
以前に時代劇専門チャンネルで観た白鴎演じる鬼平犯科帳の劇中に、平蔵の息子辰蔵役で吉右衛門が出ていましたね。
古典芸能の世界では普通ですが、ドラマでこんなに同じシリーズが作り続けられるのはかなり珍しい事です。
しかし、池波正太郎の原作がべらぼうに面白くて、かつエピソードも豊富で作りやすいから当たり前なんですけどね(笑) そりゃ、シリーズ化されるよね。
⚠️(テレビシリーズでは、丹羽哲郎や萬屋錦之介も鬼平を演じてます)
鬼平を知らない方は、是非小説からチャレンジしてみて下さい。
読んでガッカリすることはないと思います。
2本目は「碁盤斬り」
原作は講談・落語の演目で有名な「柳田格之進」で、「文七元結」と並んで年末の寄席ではあちこちで掛けられています。
今作は「凶悪」や「虎狼の血」で有名な白石和彌の監督作品で、主人公の柳田格之進を演じるのが草彅剛、なかなか良いキャスティングでした。
原作に結構脚色してありますが、落語好きから言わせると「文七元結」をちょっとだけミックスした感じでした。
最後にちょっとだけ広島戦のおはなし
んー、あそこでミスったら失点するよな〜
ただ、森岡陸も復帰したし、古川も気持ちが出てたし
悪いことばかりじゃなかった。
次に向けて頑張りましょう!