(新選 国語辞典 第七版より)
はかない【果敢ない・儚い】
①つかの間である。あっけない。かりそめである。無常だ。
②たしかでない。期待がもてない。かいがない。
こころざし【志】
①心にきめたこと。こうしようと思いいたったこと。
②厚意。親切。
③感謝などの気持ちをこめたおくりもの。
④香典返しや、お布施の包み紙の上に書くことば。
道元に言わせれば
俺は
人間が必ず死ぬということを本当の意味で知らない
自分の志を知らない
「志」と言うもの、その言葉がそもそも上手く理解できない
果てしなく、無知だ
「志の至らざることは、無常を思わざる故なり。念々に死去す。畢竟じて(つまり)且くも留まらず。暫く存ぜる間、時光を空しくすごすことなかれ」
「はかない人生を送ってはならない。切に(ひたすらに、一瞬一瞬をひたむきに)生きよ」
俺のこの先
はかなくない人生など
あるのかどうか分からない