今日の一曲

はもちろん、ももいろクローバーZの「労働讃歌」なのです。

こんな直情的な曲をアイドルが歌い、ここまでエモく仕上げる。。。。

今回も最高にロックです。

音的にはカップリングの高速パンクチューン「BIONIC CHERRY」なんかはロック畑で育った山内君的には大好物なのですが、それ以上に「労働讃歌」や「サンタさん」からロックのヴァイブスを感じるのです。

年齢的にも、山内くん「耳」の経験値的にも、「ロックを装った偽ロックペテン師」や「ギターを羽織っただけの詐欺ロックもどき」は割とすぐに見破れる自信があるのですが、

一切メンバー達が演奏していないこれらの曲から何故だかロック魂を感じるのです。

ロックは生き様ってことでしょうか。。。

と、語っておきながら今日の一曲はもう一つ！(むしろこっちがメイン)

PIERROTの「ATENA」。

明るいポップ調ながら複雑で、あえてロックなグルーヴを殺すかのような構成。

希望を与えつつ、闇をもさらけ出す世界観。

それでも明るく、でもどこかケミカルだから一筋縄ではいかない。

こういう独自の哲学や方法論によって導き出された楽曲って聴いてて勇気出る。

曲から「あくなき探究心忘れるべからず」って言い聞かされているようで。

複雑にすること(もしくは複雑になってしまうこと)と、相手に伝えきることの共存共栄。

これは尊敬。

そんな意味でも今日何気なく久々に聴いた「ATENA」は目から鱗でした。