今日は書かせろ!言わせろ
先ほどちょっと書かせてもらいましたけど
今日はももいろクローバーZのツアー初日でして横浜BLITZに行ってきました。
(横浜BLITZって通算で10回は行った気がする 笑)
会場付近に着くとなにやら「メンバーの高城れにちゃんが体調不良で出演見合わせ」って話を聞いて。。
うわーツアー初日にしてとんでもなく過酷だな。。何よりちょっとショックですよね。
でも、俺も今まで何度かももクロ観てて、あの10代の若い子達がボロボロの状態でもステージに立ち続ける姿を知ってるので、それでも今回はステージに立てないっていうもんだから。
あぁ・・・無理がたたったのかな。とすごく心配になりました。
何かを表現するのって、その時その瞬間は意外と気合でどうにかなるんだけれど、あとでその反動って2倍3倍になって返ってくるのよ。
これに関してはジャンルは違うけど、ちょっと想像つく部分なのよ。
で、補足的に言うと
ももクロって俺がこれまでずーっと抱いていた「アイドルってこんな感じなんでしょ?」みたいなイメージとはまるで別物で、
奇抜な振り付け、激しいダンスやアクロバットの応酬、ここまで全力だと「パフォーマンス」っていうより「闘い」でしょってレベルで。
知ってる方ならわかると思うんだけど、時に人間離れとしか思えないような過酷なことやってんのよ。
だって2時間のライブを1日3本とかやってたんだよ?ダンス無茶苦茶激しいし、彼女らは口パクじゃないし。1日で64曲とかだっけ。
最後の方なんて鬼の形相になりながらもやんの。もう超ズタボロよ。それでもファンがアンコールかけるとステージに上がってくるの。もう泣けんのよ。
さて、で、高城れにちゃんって子はそんなももクロの中でも群を抜いて激しいダンスする子でさ、
柳澤ちゃんなんかも「あんなに踊りまくってよく壊れないな」って感心してて、
最年長でもあるから精神的支柱な部分もあると思うんだ。
そんな彼女のいない今日のステージ。
いや、凄かったよ!
他の子達の気迫。
「ももクロの本気見せてやるよ」っていう・・・あれは意地なのか根性なのか、
ただ、仲間を絶対見捨てないとこに感動した。
そこで4人体制でライブ強行して、今ひとつな内容だったら、やっぱ高城れにちゃんにもダメージを与えるわけですよ。
でも、「今日は休んでな。あたしたちが闘うから」って決意した顔してんの。
れにちゃんのパートとかみんなで回して歌うわけよ。
俺らで言うとさ、
「相手役の人今日いないから相手役のセリフも喋ってね」
「えー、そんなん言われても・・・」
って感じだと思うんだけど
あの子たちはリハからたった1時間後にはれにちゃんのパートの割り振りとかフォーメーションも4人仕様に固めてくるんだ。
あれはもう完全に努力・・・それも並外れた努力の賜物ですよ。
感心。
あれだけ個性強くてぶっ飛んでるグループだからさ、1人でも欠けたらグループとしては成立しないんだけど、一方で1人欠けてもその日のライブは意地でも成立させるっていう。
以前Dというバンドがベース脱退した時に急遽ギタリストがベース弾いてツアー回りきったってことがありましたが、それ思い出したなぁ。
素晴らしかった!ほんとよくやった!
泥臭く路上から出てきたグループの底力に感服でした。
てなわけで長々書きました。