5月22日のライオンズ。

Ｌ8-0Ｄ

完璧な試合運び。

左のエース帆足の素晴らしい投球。長田の好リリーフ。

ブラウンの２発。

１年のうちにこんな試合が何回あるだろう？

帆足にしては最高の出来ではなかったけれど、それでも7回と2/3で無失点はさすが！

またダルビッシュに差をつけ防御率1位を独走中。

ポイントは9番に入った大崎の猛打賞。

数字は昨年にまだ追いついていないが、出場し続ければどんどん打率も上がっていきそう。

個人的に大崎には盗塁も求めたい。

小柄だけれど俊足でガッツ溢れる選手なので、彼が「走れる」選手になればかなり下位打線にも厚みがでるはず。

ライオンズは昨シーズンから日替わり９番が活躍する傾向にある。

上位打線、とりわけ片岡が好調な今シーズンは9番バッターの出塁が大きな意味を持ってくる。それが俊足の選手ならばなおさら。

ところが交流戦はセ・リーグの本拠地では9番に投手が入らなくてはいけないことになる。

そうなると、日替わり9番の出番はないので上位打線でチャンスメイクをし、4・5番がランナーを返すというオーソドックスな攻撃スタイルが大事になってくる。

今季の4番中村は得点圏打率が目を疑うほど低い。

昨日大活躍のブラウンにしても「当たり」の日とそうでない日の差が激しい。

思い切って5番に石井義人を起用する必要もでてくるかも知れない。

それでも監督はブラウンを5番で起用することにこだわりそうだが…この波のある4・5番の出来で試合の結果が左右されてしまいそうだ。

ヤマウチ的視点で鍵となるのは、ズバリ！

「犠牲フライ」

ランナーを３塁に置いた状態できっちり4・5番が外野まで運べるか…で大きく変わってくる。

特に投手陣が安定している現状ではその1点を守り抜ける可能性もあるだけに。

ただ、あくまで予感なのだけど

今日は中村かブラウンの少なくともどちらか一方は活躍するんじゃないかな…と思う。

この予感に根拠が無いのが残念だけれど。