龗一族とのお話。@.119
前回、崇一朗兄さんの子供の狐さんのお話をした。
この狐さんは、お父さんである崇一朗兄さんに対して色々と複雑な気持ちを抱えているらしい。
お話を聞いていて、それは父親への《憎しみと尊敬、怒りと畏怖》そんな風に思えた。
この狐さんは、崇一朗兄さんは龍の姿に変わるけれど、狐さんは龍の姿には成れないらしい。
お母さんの血を濃く受け継いでいるそう。
この辺りは番(つがい)になってる万寿さんもそうだ。
万寿さん自身の子供たちも、父親の血を色濃く受け継いで、万寿さんの特徴はほとんど無い。
そのまんまお父さんと同じような姿で、同じような特性のある者たち。
白金くんはお父さんとは違う色味だけど、真っ白なところ以外の外見はお父さんそっくり( ’ᾥ’ )
ただ、白金くんの方が髪が長く、蛇足もめっちゃ長い。
10番目の正寿くんは、どちらかというと華楊ちゃんに似ているけど…色白になったのが万寿さんゆずりなのかも。
10番目からは父親そっくりというより、万寿さんの子供という要素が垣間見えるようになった。
ただ親が綺麗な面立ちだからか、みんな顔が綺麗( ’ᾥ’ )
余談だが
そして、実はワシは周りから「まーちゃん」と呼ばれている為に一人称がまーちゃんである…( ・᷅ὢ・᷄ )
狐さんと遊ぶ用事があり、狐さんの所へ行くと彼は木陰で待っていた。
遊ぶと言っても、一緒に時間を過ごすだけでゲームではない。
萬戒「ねぇねぇ狐さん!狐の姿になって、毛撫でていい?」
狐さん「まーちゃん、もちろん良いよ?どこに触れたいの?場所によっては…」
萬戒「まーちゃん、毛が好きやからな!脇毛と胸毛と腹毛と股毛がいい!!!(柔らかいところ)」
狐さん「うん、言い方がね……?股の毛はちょっと…」
萬戒「あかんかぁ……(・c_・`)太ももの内側の毛…」
狐さん「あ…そこはいいよ」
思う存分モフモフ、ワシャワシャして撫で回す幸せ。
狐さん「…うん、
………撫で方がね…?」
萬戒「え!?痛かった?気持ち悪い?…やめとくよ(´・c_・`)」
狐さん「やめなくていいんだよ?こんな風に撫でられる事は滅多と無かったから驚いてね…」
萬戒「やめなくていいの!?やったーーー!!」
狐さん「………うーーーん、やっぱり…いつもよりも撫で方が激しくないかな…?」
萬戒「気のせいだよ」
萬戒「ホラ!狐さん!モケモケボールが出来たよーー!!!
ほわっほわの幸せの毛玉だよ(◍´͈ꈊ`͈◍)」
(狐さんの撫でた抜け毛をコロコロと丸めて小さなボールにした)
狐さん「…ありがとうと言うべきなのかな…?幸せそうに抜けた毛を愛でられると私としても喜び……うーーん」
狐さんは終始困惑していたけれど、怒られなかったから良いか★(笑)
そんな平和な1日でした(◍´͈ꈊ`͈◍)
とはならない。
日向ぼっこして日が沈む前、白金くんが不機嫌な顔でやってきた(笑)
いつものことであった(o꒪ͧω꒪ͧo)