今般、意匠法において画像デザイン、空間(不動産の外観、内装)デザイン、複数意匠一括出願等、様々な改正が実施される予定です。
この改正は、不動産・建築分野にも与える影響は大きいものとなります。
そこで今回のPBS(パトラビジネスセミナー)第Ⅰ部は、現在日本弁理士会意匠委員会委員長を務める 弁理士 野村慎一が、現行法と比較して、現時点で予定されている意匠法の改正と審査基準改訂について解説致します。
第Ⅱ部は、元特許庁意匠課長で、現在も多岐にわたりご活躍中の大阪工業大学大学院特任教授 山田 繁和氏を講師にお迎えし、ビジネスへのデザインの活用や保護について等、企業におけるブランド戦略について、具体例を交えながら分かりやすく解説していただきます。
知財関係者はもちろん、デザイナーや製品開発者、事業企画者等の多数のご参加をお待ちしております。
〈第Ⅰ部〉
『意匠法改正及び意匠審査基準改訂に向けて』
特許業務法人 藤本パートナーズ
意匠・商標統括部門 副所長 弁理士 野村 慎一
意匠分野を専門とする弁理士で、企業の商品企画・開発段階から意匠のバリエーションマップを作成し、意匠の出願戦略を日々実践している。
2018年度日本弁理士会意匠委員会委員長を務め、日本知的財産協会等で講師としても活躍中。
〈第Ⅱ部〉
『ビジネスへのデザインの活用と効果、デザインの保護と管理』
大阪工業大学 大学院知的財産研究科特任教授 山田 繁和氏
1990年愛知教育大学教育学部卒業後、特許庁入庁。
意匠制度企画室長、審査第一部民生機器審査長、意匠課長を歴任し、意匠法改正及びハーグ協定加入に携わり審判部34部門(意匠)審判長を経て、2017年4月より大阪工業大学 大学院知的財産研究科 特任教授に着任。現在に至る。