5日間の入院生活を終え、我々は家路へと

 

初めて子供を家に連れて帰った時の記憶は

 

おそらく皆さん鮮明に覚えていることでしょう

 

たぶん一生忘れることのできない安心と緊張と高鳴りを

 

私は感じていました

 

 

ようこそ豆太 今日からよろしく

父ちゃんが君を守るよ

 

 

日本だと一か月は外に連れ出さないようですが


スイスの場合、人込みは避けて自然の中を散歩するのであれば

 

早い時期からの外出が推奨されています

 

 

うちから歩いて300mぐらいのところに薬局があるのですが

 

ここはハイジのふるさとスイス

 

人込みなんて存在しないし周辺は自然の宝庫

 

幸いうちから薬局までの道はそんなに車の通行も多くないです

 

豆太退院から3日目、思い立って私は豆太を連れておつかいに行くことにしました

 

抱っこ紐に豆太を横たわらせて、坂の下の薬局に向かいます

 

豆太は抱っこ紐の中でうっすら目を開けています

 

まだおそらく何も見えないだろうけど

 

外の新鮮な空気をたくさん吸うんやで

 

なるべく振動をかけないようにゆっくり坂を下っていると中腹で香ばしい匂いが

 

 

不良どもが絶賛ハイになってます

 

 

この産まれたばかりの天使に下界の汚い葉っぱの煙を吸わせてなるものか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

父ちゃんが君を守るよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は豆太の顔面に自分の息を吹きつけました

 

リモート人工呼吸、のような感じでしょうか

 

そして足早に不良ゾーンを横切る

 

たかが300mの間にハァハァこんな危険が潜んでいるとは迂闊だった(*´Д`)ハァハァ

 

 

 

 

 

その日豆太は初めて笑いました

 

これは新生児の「生理的微笑」というものらしいのです

 

もしかしたら。。。。。

 

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