曜日のそれぞれの名前は「星」からきている
7つの曜日のシステムは「プラネタリー・アワー(惑星時間)」と呼ばれるバビロニアのシステムに由来

(出所:7つの星をめぐる話P11)
1日を24時間の単位にわけるシステムは古代メソポタミアで考案された
各時間に占星術師たちが信じる宇宙論に従い惑星神1日の各1時間を司る務めを与えたことに由来
古代の宇宙論における地球が真ん中にある地球系モデルに基づいている
スピードがいちばん速く、地球に近いのが月、その周りを水星、金星、太陽、火星、木星、土星、恒星天、そして原動天(Priumm Obileプライマム・モバイル)があると昔は考えられていた
24時間を支配する惑星の神々は、土星、木星、火星、太陽、金星、水星、月という順番で巡ってくる
その日の第1時間目の支配惑星で決定され、日曜日の第2限目、日の出から2時間目は太陽の次である火星が支配し、3時間目は木星が支配するなど、それぞれの日や時間帯に独自の性質があり、惑星の神々と対応している
宇宙、自然、天体の円舞、巡りのなかに人間は小さな星の子供として誕生してきた
日本やアメリカでは曜日は気にしないが、タイやブータン、ビルマの曜日占い「マハボテ」では曜日を重視する
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[日曜日・太陽の特徴]
・太陽に守護された人は明るく朗らかな人
・曲がったことが嫌いでどんなことも正攻法
・高い自尊心がときにトラブルになることもある
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占星術で太陽というとライオンであり獅子座の守護性は太陽
誕生星座とは太陽星座、つまり太陽がある月日には占星術上のある星座の方向にあることを意味する
19世紀末以降、太陽星座占いが発明され、1960年代以降、爆発的に普及
太陽は、自我やアイデンティティの象徴、天体の中で圧倒的に明るく、自分で光る太陽は生命力や存在の神秘を表し、魂の座とされる心臓が対応する

(出所:7つの星をめぐる話P11)

(出所:7つの星をめぐる話P11)
太陽は死と再生の象徴
ユング心理学でいう自己実現も何かしらの形で一度死んでから蘇ること
船に乗った太陽神が朝に生まれ、昼に成長し、夕方に沈んで、夜の冥界で食べられる、というサイクルを繰り返す

(出所:7つの星をめぐる話P13)
錬金術でも太陽が真っ黒になり、復活するという過程が黄金を生み出すために必要

(出所:7つの星をめぐる話P13)
自分が自分であるために死と再生を繰り返す必要がある
古代や中世、前近代の人たちは、朝になれば太陽が自動的に昇るとは考えられず、夜の闇の恐怖におののき祈りながら暮らしていた
インド=ヨーロッパ語族は、ケルト人も含め、太陽はホースパワー(馬力)により闇より引き上げられる、つまり馬は太陽を再生させてくれる動物だった

(出所:7つの星をめぐる話P17)
ケルト人は夜で1日を数え、夜から1日が始まると考えていた
ヨーロッパの人々は、5月1日のメイデーから始まり6月の夏のピーク、夏至の日まで太陽の最高の輝きを楽しむ
6月の花嫁(ジュン・ブライド)は旺盛な光とつながっている信仰
アフリカのエルゴン族の長老は、太陽を神的なものだとみなしているが、太陽そのものではなく、日の出の瞬間、ご来光の瞬間を礼拝している
ペイガニズム(異教とキリスト教の出合う瞬間)が非常に大事であり、アイルランドでは太陽が絡んでくる
432年、聖パトリックがキリスト教を広め始め、直後から修道院には、「ケルティック・クロス(ケルト十字架)」が建てられていった

(出所:7つの星をめぐる話P17)
この十字架の円環が太陽信仰を表している
十字とは、世界の四方(フォー・コーナーズ)を表す太古からのシンボル
上下左右、天と地にわたる世界を、菱形、十字、卍で表して、限りなく手を伸ばして世界の四方に触れたいと願って生まれたカタチ
クリスマスのベースには異教の冬至祭があり、聖ヨハネの火祭りのもとには夏至祭がある
異教の太陽信仰がキリスト教を包み込むというダイナミックな習合による大きな宇宙観をケルト十字架は感じさせる
太陽を崇拝することで生きるエネルギーを得てきた
仏教も同様に、飛鳥・奈良時代の仏像の「光背」は、普遍的な宗教美術の精華であり、聖なるフィギュア(仏神像)の背後に燃え立つ太陽
ヒンドゥー教の太陽神スーリヤ、ケルトのルーク神、エジプトのラー神の子供たち、太陽を拝む子孫が現代人
占星術のホロスコープのホロとはホーラから来ている地平線の意味あるいはアワーという時間の意味があるため、つまり地平線を時間を計測してみることがホロスコープ
ホロスコープの4方位のうち、アセンダントは太陽が上昇してくる東の地平線で自分自身、ディセンダントは太陽が沈んでいく西の地平線で自分ならざるものである他者
ハロウィンと呼ばれる11月1日のイヴから明け方にかけ旧から新にスイッチする反転する時間の元は、ケルトの万霊節(サウィン)
太陽の死を疑似体験することで、再生を遂げようとするエネルギーを得ようとする「死から再生への」祭りがハロウィン
占星術では、太陽と月はルミナリーズ、明るいもの、ライツと総称される
太陽と月は特別な天体であるため、太陽は獅子座、月は蟹座をそれぞれ一つだけ支配
他の5惑星は、2つずつ星座を支配(水星ー双子座・乙女座、金星ー牡牛座・天秤座、火星ー牡羊座・さそり座、木星ー魚座・射手座、土星ー水瓶座・山羊座)
太陽・獅子座の対向に土星・水瓶座、月・蟹座の対向に土星・山羊座が位置する
協会はたいてい東向き、昇る太陽の光の方角、オリエントに向かって建てられている
西ヨーロッパの人からすると聖地エルサレムは太陽の昇る東方の聖地、エジプト文明の錬金術への憧れ、キリスト教聖書に登場する東方の三博士が太陽信仰の如実な現れ
反対にストーンヘンジがある西方のケルト世界は太陽が沈んでいく方角
アーサー王が向かうアヴァロン、アイルランド神話のティール・ナ・ローグ(常若の国)はケルトの西方浄土
ケルトの復興運動はケルティック・トワイライト(ケルトの薄明)、黄昏時という日が沈んでいく時間帯を象徴としている
1日は闇暗から始まり、朝の光へ、という生命再生の観念がケルト思想にはある
