こんにちは。パパ旦那です。

 

このブログを書いているのは2023年12月22日。ふと、今年の締め的な記事にしようかと思いつつも、年末特有の慌ただしさの中で熟考は不可能という結論に達した。

 

そのため、誰の役にも立たない、とりわけ主婦には1ミクロンも共感してもらえない、「2023年に食べた個人的ラーメンベスト5」の発表を2023年の総論的記事に代えさせていただく。異論は許さない。お叱りは受け止める。

 

先に予防線を張っておくが、ラーメンの好みは人によって異なるし、私の舌は長年アルコールに毒されているため何を食べても旨いし、出汁が何かなど当然のごとく分かるはずもない。すべて感覚である。

 

 

 5位:麺好長沼屋 おさかな醤油(長沼町)

 

麺好長沼屋 おさかな醤油

 

メニュー名の通り、たぶんお魚の出汁をふんだんに使っているであろう魚介の顔つきが光る一杯。ツルッと完食。私のラーメンが到着するやいなや、トッピングされていたかつお節が窓から吹き込んできた強風に飛ばされ、店舗の床に盛大に散らばった。店員さんがかつお節を足してくれた。

 

 

 4位:らーめんよつ葉 煮干しラーメン(旭川市)

 

らーめんよつ葉 煮干しラーメン

 

メニュー名の通り、恐らく煮干しがたっぷりと使われた美しい顔つきの一杯。この洗練されたスープなら風呂として浸かっても十分ではなかろうか。そして、子連れにやさしい…というよりも、店主ご夫婦のお子さんがベビーサークル内でお客にニコニコと笑いかけるサービス付き。その子をあやしたり、ラーメンを運んだりするパートさんの存在も気になる。座敷もあり、玩具や絵本も豊富。

 

 

 3位:醤油専科 仙人掌(しゃぼてん)シナチクら〜めん(帯広市)

 

醤油専科 仙人掌(しゃぼてん)シナチクら〜めん

 

鶏、海の幸、土の幸が渾然一体となった滋味あふれる顔つきの一杯(メニューにこういったことが書いてある)。何度か足を運んだことがあり、「いらっしゃいませ」もオーダーに対するリアクションもまったくないお母さんが一人で店舗を運営し、(良い意味で)ぬるめのスープも実に特徴的だった。が、現在は小さな声ながら「いらっしゃいませ」といわれ、注文にも「シナチクね」と応じてくれ、しかもスープがアツアツに進化している。「これではただのめっちゃくちゃ旨いラーメン屋さんじゃないか」という謎のクレームが殺到しているとか、していないとか。

 

 

 2位:まるたかラーメン 魚正油ラーメン(札幌市)

 

まるたかラーメン 魚正油ラーメン

 

メニュー名の通り、きっとお魚の出汁が豊富に溶け出しているであろうシンプルな顔つきの一杯。何度か食べたことがあるのだけれど、「あれ?こんなに旨かったっけ?うんまっ!」とあっという間に平らげてしまった。食べている最中、新人っぽい何らかの若い営業職の女性が顔を出し、何らかの商談に成功していたようで、店主っぽい人のオーダーに笑顔で応じていた。いいね、若さ。

 

 

 1位:麺処 駒繋 醤油らーめん(青森県弘前市)

 

麺処 駒繋 醤油らーめん

 

鶏ガラ・丸鶏・豚足・豚げんこつを長時間かけて低温でじっくりと炊き上げた鶏青湯スープが深い味わいを生み出す顔つきの一杯(メニューにこうした文言が書いてあった)。これを食べるためだけに青森にもう一度行きたい、このスープでなら溺れ死んでもいいと思わせる旨さ。我々が入店して5分後には長蛇の列ができていた。背中に猛烈なプレッシャーを感じながら猛烈な勢いで平らげた。

 

いかがだっただろうか。味よりもサイドストーリーが多めのため、足を運ぶ気にもならないだろうか。でも、ホントに全部おいしいんだってば。

 

 

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