おはこんばんちゃチュー

いつも昔ばなしをご覧頂き、ありがとうございます照れ

次回は「木仏長者」


昔あるところに、1軒の長者屋敷がありました。

ここの長者どんは、とても立派な金の仏様が自慢で、毎日ピカピカに磨いては人に見せびらかして喜んでいました。

ところでこの長者屋敷には、風呂焚き奉公をしている働き者の若者がおりました。

この若者はとても信心深い人で、ある日山に薪を取りに行った時に、木の木杭(ぼっくい)を見つけ、その形が何となく仏様のように見えて、以来その木杭を仏様だと思って、毎日拝んでおりました。

長者どんは、そんな若者の姿を見ては「ワシの金仏様の方がずっと立派じゃわい」とバカにするのでした。

さて、明けて新年…長者屋敷もこの日だけは、使用人も誰もみんな無礼講で、祝いの宴会をしておりました。

長者どんは相変わらず、みんなに金仏様を見せびらかしては悦に入っております。

そこで使用人の1人が、若者の木仏様をからかってやろうと思いつき…


この続きは、次回までのお楽しみウシシ



これからのお話予定リストです指差し

12月トナカイ
48「分銅狐」
52「木仏長者」←次回の昔ばなし


1月
1「いなばの白うさぎ」
2「狩猟の四天王」
3「青と赤の天狗さん」
4「乙女湯」

2月
5「鬼の嫁さん」
6「しっぽの釣り」
7「龍の淵」
8「仲なおりした姑と嫁」

3月
9「おむすびころりん」
10「三年寝太郎」
11「にせ本尊」
12「こがねの斧」
13「だらぐ地蔵」

4月
14「舌切り雀」
15「一夜で咲いたナタネの花」
16「ちょうふく山の山んば」
17「わらしべ長者」

5月
18「田植地蔵」
19「乞食のくれた手ぬぐい」
20「あやめ塚」
21「長津呂のかくれ里」

6月
22「タヌキと彦市」
23「かしき長者」
24「かじ屋のばばあ」
25「あばれ絵馬」
26「マヨヒガ」

7月
27「天狗の羽うちわ」
28「やってきた二つの島」
29「砂子多の河童」

30「意地くらべ」

8月
31「亡者の通る道」

32「子育て幽霊」
33「踊る化けもの」

34「水の種」

9月
35「さるかに合戦」

36「千鳥の歌」

37「しっぺいたろう」

38「むしまつり峠」

39「天狗のかくれみの」

10月
40「田中長者」

41「お夏石」

42「二ツ道のおいはぎ」

43「白狐の大芝居」

11月
44「龍宮の椀」

45「娘一人に婿二人」
46「鼻かけ天狗」

47「鳥になった傘屋」

尚お話の予定は変更する可能性があります…何卒ご了承くださりませ🙇‍♂️

では〜〜間もなく今日の昔ばなし投稿致しまするにっこり