午前10時過ぎ図書館へ着いた。
お目当ての雑誌は、二冊とも棚には残っていなく、誰かの手に。
諦めて別の雑誌を手に取り、新聞を広げて目を通していた。
読み終わった頃、一冊の雑誌が棚に戻った。
すぐさま手に持っていた雑誌は返し、お目当ての雑誌一冊をゲット。
ヨッシャーと勝ち誇った気分で、一番奥の私の指定席ソファへ。
いつもの様に膝掛け一枚を掛けていたが、
何やら寒い、冷たい風が吹いてる。
30分程してもなお冷たい風が頭に刺さる。
上着に付いているフードを被るが、だんだん身体が冷えて来る感じだ。
真ん中付近にあるソファに移動。
ここも冷たい風を感じる。
そして近づいて来た図書館利用者が喫煙者らしく、
臭いが漂う。
老眼鏡を掛けている時はくもるので、
マスクを外している。
我慢出来なくまた奥の席へ異動。
1時間程経った頃、図書館スタッフが近くの本棚に返却本を持って遣って来た。
思いきって聞いた。
「 暖房入っているんですか?冷たい風が吹いているんですが 」 と。
いつもの顔見知りのスタッフ。
「 コロナ対策で、換気で窓開けているんです 」 と。
見たら3ケ所もかなりの幅のランマン?、冷たい空気が入るのも当たり前だ。
窓から離れた場所をさがして移動開始。
いつもは足を踏み入れる事が無い、幼児子供向け対象ゾーンへ。
一つ座り心地の良いソファを見つけた。
冷たい風も当たらず、やっと集中出来ると。
そこで雑誌の続きを読み始めて直ぐに、
先程の図書館スタッフが遣って来た。
「 窓閉めましたので、午後また開けます 」 と。
「 午後はもう来ませんので、どうぞ勝手に開けて下さいな 」 と言いたい気分。
わざわざ閉めたと教えに来てくれたので、また奥の席へ異動。
快適だ。
一冊の雑誌読むのに2時間半も掛かってしまった。
もうお昼はとうに過ぎていた。
帰らなくてはと、急いで雑誌を戻しスタッフに一応挨拶。
「 お世話様でした 」 と。
絶対私は面倒臭いクレーマーとレッタルを貼られたに違いない。
でも雑誌は読みたい、また行こう。
私の顔の皮は、老化と共にどんどん厚くなっているのだ!