裁判官がきた。(公共事業が生んだ欠陥気質) | 秀のブログ

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今日は、この記事を最後にします。(たぶん)


わたしたち、マンション闘争の天王山、

裁判官の現地調査が、先日行われた。


欠陥を調査してもらい(日本建築検査研究所)

全戸にわたって、共通した瑕疵が

50カ所以上有り、そのために、その調査にかかる

段取りを決めるのに、相当、大変だった。


まず、共有部と占有部をしっかり見ていくためと、

裁判所指定の午後1時から午後5時という時間内に、

裁判所から5名、被告、売り主、施工会社、売り主に準じる

不動産から20名近い人数、加えて私たち原告団で、

それは、相当な数がマンションに集まって現地を見た。


外壁、屋上、地下分、そして、占有部の各住居。

占有部は、それぞれのお宅の都合を聞きつつ、

裁判所の意向に沿って行った。

短いところでは、調査時間5分として

スケジュールを組み、それは、それは、大変だった。


前日から、弁護団、日本建築検査研究所(岩山氏、他)が

やってきて、検査のリハーサルをした。


何を準備したかというと

外壁を見るために、高所作業車を手配した。

   *高所作業車 電気工事の

    バケット車では用が足りないので、

    いっぺんに、15人ぐらい乗れるのを手配したが、

    20メートル近く上がるので、落下防止の安全ベルト、

    ヘルメット(元々、7個はマンションで購入していた)を

    用意する必要が出てきた。

    

    安全ベルトの必要性は全く意識していなかったので、

    前日に、6人分しか用意出来なかった。

  

   *道路に出て、外壁の検査も必要で、時間にして

    実質30分ぐらいだったけど、

    警察の道路使用許可を取ったり、

    ガードマンを置いたりした。

   

   *高所作業車を設置するためや、屋上を見るために、

    除雪部隊を頼んだ。


   *天井など見るために、撮影クルーを頼み、

    小型カメラなど持ってきもらい、

    モニターも2台用意して、それを見ながら

    裁判所に説明した。

    人数が多い分、説明するために、大声を

    出さないといけない場面もあり、

    PAも用意した方が良かったかもしれない。


  *直接瑕疵箇所を見るために、大工さんも来てもらい

   ドリルで穴を開けたりした。


一番心配したのは、天候だった。

東京から、裁判官が当日やってくるので、

飛行機が飛ばなくなったら、その準備がすべて

流れることになるので、

「まず、何が何でも、飛行機飛んでくれ!!!」

祈り続けた。


祈った甲斐あって、寒いけど、なんとか実施できた。


本当に寒かった。

この寒さを裁判所に体験してもらいたかった。

それは、願い通りになった。


そこで、呆れたのが、

全く、他人事で、このマンション建築に関わった

被告の意識の低さには驚いた。


今は、名前を明かすことは出来ないけど、

「えっ、あそこの企業なの?」と

知られている所の連中が、

悪びれたところが一切無い。


裁判官達や私たちが外にいて現場をみているのに、

一時避難できるちょっと広いピロティに、

そこの担当者と代理人(弁護士)

そうそうに、暖を取っていたり、

全く、我関せずといった連中がいた。

(いちいち、それを咎めなかったけど、呆れる)


マンションの割に、本当に寒いし、うるさいし

実際、見たらそのひどさが、十分わかるものを

つくって、売っておきながら、

悪びれたところが一切無い。

その意識に、低さは本当に呆れる。

これが建築業界だ!!!


彼らは、努力の必要の無い

黙って口を開けていれば、仕事がもらえる

公共事業という

甘な世界で生き続けてきたから

人の痛みなど、全く気にもとめない

心が生まれたのだと思う。


一般消費者より、無理難題が通る

公共事業。


「そこのけ、そこのけ

公共事業様が

お通りだ。」


嗚呼!ああ!

また、それが

平気でまかり通り、

私たちのような

被害者が増える。


馬鹿な国だ。