作っておいて自分で壊す虚しさはないのか? | 秀のブログ

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今回の九州は、大分のYさんのお宅の

補修の様子を撮影しに来ました。

建てたのは、CMもバンバン流している

大手ハウスメーカー。


Yさんは暖かい家を希望していて、

ハウスメーカーの営業は、

「自分の所に任せてくれれば

暖かい家を提供する。」と勧めてきたそうです。

CMもやっている大手だから、

普通は大丈夫だと思いますよね。

それを信用したYさんは、

家を建ててもらうことにしました。


ところが、実際は違っていたのです。

Yさんの希望と裏腹に、

寒い家が完成したのです。


大分もこの季節になると、

札幌の私ですら、風が冷たいと

感じるぐらい、しっかり冬なのです。


なぜ、寒かったのかと言うと、

開口部 窓のサッシを取り付ける際に

断熱材が完全ではなかったのです。


それの証拠映像を撮影したのです。


補修の段取りとしては、

まず、家具や、はがす必要の無いところを

養生するのです。

床は紙を敷き、その上にベニア板を敷き、

壁には、粘着力の少ないテープで

大きなビニールを止めて、

全体を包むのです。


そして、機器類の取り外しや

綺麗になっていた壁紙をはがしていくのです。


エアコンは外す時は、

付いていた位置をちゃんと計り、

外側のパイプを慎重に外したりします。


壁紙が剥がした後、

窓周辺の石膏ボードを

電動カッターで切り剥がして行きます。

当然、作業の音が内外に響きます。


そして、

剥がれた場所からは、

断熱材が入っていない隙間が

現れてきました。

中には、外壁材の見えている所があるのです。

つまり、直接外の気温が屋内に伝わってくるのです。

この状態は、異常では無いかと、メーカーに

問いただすと、

窓枠の隙間は標準装備だと言って

いわゆるオプションにすると、

さらに万全にできる」と言ってました。


そんな説明をYさんは受けていないし、

変な理屈でしょう。

それを彼らは平気で言うです。


住む人の気持ちになれば、

少しでも万全にしてあげるのが

信用を得るし、いいのではないでしょうか。

(CMでうたっていることと正反対です。)


この補修計画は4日間、Yさん家族は、

狭いホテルに泊まり、自宅に行っても

台所やトイレも使えないので

とても不自由な状態を強いられているのです。


なにより、

時間、労力をかけて

作り上げた物を

自分たちの

時間、労力と迷惑をかけて

壊して、修復する「矛盾」に

彼らは虚しさを感じないのだろうか。


最初からちゃんと、

やっていればいいのに。

と本当に思います。


これが、建築業界の実態ですね。