「使用済み核燃料・核分裂生成物質・死の灰」
これはすべて同じ物だ。
ここでも、
政府と電力会社の言葉のマジックに欺されて来てのだ。
使用済み核燃料と聞くと、
核燃料を燃やした燃えカスのイメージが強い。
死の灰と聞くどうだろう。
言葉の響きから恐怖を感じてこないか?
広島、長崎の原爆投下後に、死の灰が降って、
さらなる死者が出て、
その後、相当数の人々が放射能障害で苦しんでいった。
それを、使用済み核燃料という表現に変えると、
不思議と恐怖心はなくなる。
これが、
彼ら(自民党政府以来の政官業)の作戦だった。
私も、使用済み核燃料・死の灰と同じ物だった認識はなかった。
もう1度、重要な点を確認しよう。
核燃料を燃やして出てきた物(使用済み核燃料)は、
燃えカスではなく、ウランが核分裂して、核分裂しきった物。
元のウランの10億倍に膨らんだ放射能物質なのだ。
もちろん、この使用済み核燃料を直接さわったら、
人間は放射能で秒殺される。
その事を認識する事が、大変重要なポイントだ。
で、
福島4号機では、何が起きているかというと
ボロボロの建屋が、また、大きな地震が来たら倒壊する
危険性をはらんでいるのだ。
倒壊すると保存プールも壊れ、そこから、
「使用済み核燃料・核分裂生成物質・死の灰」
放射能が漏れ出す危険性が相当高い。
そうなれば、
もはや、人が近づけず、人の手には負えない
巨大モンスターになり
放射能を出し続けるのである。
実は、世界中が、
4号機の保存プール倒壊で保存器が壊れ、
大量の高濃度放射能物質が世界に
「使用済み核燃料・核分裂生成物質・死の灰」
散らばるのではないかと、
相当、不安視しているのだ。
そうなれば、
日本の国際的立場はなくなる。
それ以前に、
日本が存在出来なくなるかもしれない。
この(使用済み核燃料・核分裂生成物質・死の灰)は
青森県六ヶ所村に厳重に保管されて、いるだけではなく
全国の原発にも、行き場がなく、福島の様に保存されている。
そして、何より、不思議なのは、
こんな状態なのに、事故の収束宣言をした、野田総理と、
この「使用済み核燃料・核分裂生成物質・死の灰」の処理を
来年以降にしようとする
東電の姿勢がわからない。