チェルノブイリ事故が起きて、
日本の原発は、あの様な事態には絶対ならない、
日本の原発ほど安全な物はない
と聞かされて来た気がする。
そして、どんなエネルギーより費用が安いとも言われてきた。
誘導、洗脳の効果があり、多くの人々は信じた。
でも、現実はちがった。
お湯を沸かすためだけに使う原子力エネルギー
ひとたび、コントロールができなくなると、
怪物になり甚大な被害を生む。
政官業は
「死者がでてないからいいだろう。賠償金を払うから良いだろう。」と
どこかに、そんな思いが見え隠れする。
金額だけでは解決できない、深い傷を人々に与える。
原発コストには、賠償金、廃炉費用は含まれていない。
仮に金額を計算したとしても、
今、直面している、目に見る問題解決だけでも、
相当な金額に違いない。
●休業補償、生活補償、農水産業への賠償、除染作業、
毎時9トンの注水作業、廃炉費用と廃炉に向けての人件費。
東電・政府側は、早く金を払って解決したい所だろうが、
実は、まだまだ目に見えない問題が潜んでいる。
引き離された家族、外で遊べずストレスを受けた子供達、
壊された普通の生活などの精神的負担に対する問題、
子供たちが外遊びができず発育に遅れが出た問題
汚染物質を食べての内部被爆の問題
殆ど不可能と言われる汚染された森林の除染問題
放置されざる得ない森林で、地中にしみ込んで、
地下水の汚染を引き起こし、生態系を狂わす問題
心を数値で表せないし、
今すぐ現象があらわれないけど、
本当にまだまだ、未解決の問題がある。
どうするのだろう?
計算ができない、因果関係がないと、
結局、逃げられるのだろうな。
このような問題を仮に計算したとして
原発コストに入れると、
想像を絶する高い物になるだろう。
そして、あくまでも福島一カ所で起きた事でも、
膨大被害が起きている事を忘れないでほしい。
政官業は、
計算ができない、因果関係がないと言わず、
真剣に考えて、目先の利益にこだわらず、
勇気ある原子力よりの撤退をしてみてはどうだ。