私は、飛行機が好きです。いくつになっても、わくわくしています。
どんなに地上が荒れていても、雲を突き抜けて、
パーッと青空が広がる瞬間は最高ですね。
飛行機に乗るときは、基本的にカメラは欠かせません。
季節ごと、時間ごとの空の変化をなるべく記録しています。
ところで、地上と上空の変化がすごかった事を書きます。
その日、羽田空港はとても、荒れていて、雨はバケツをひっくり返した感じでした。
黒灰色の雲が空港全体を覆っていて、午後2時頃なのに、夕方の様な状態でした。
それでも、大きな遅れもなく、搭乗し離陸しました。
搭乗機が地上から離れ、東京の町並みが眼下に広がりかけた時、
黒灰色の雲中に突入いきました。
予想通り、そこからは、ガタガタ揺れだし、怖さを感じながら
乗っていました。窓から見えるのは、色を失ったモノトーンの世界だけが続きます。
飛行機のガタガタと言う音と、エンジンがうなる音だけで響く機内で、
乗客は押し黙っていました。
結構長い時間がたったとき、
静かな機内で「わー」という、どよめきが起きたのです。
スポンと雲から抜け出した瞬間でした。
すーっと太陽の光が入り込んで、そして、眼下には、なんと
どす黒い雲が 大きな、大きな渦を巻いているではないですか。
黒灰色の雲と正反対の透き通った青空、金色の太陽の色の世界は
それは、もう圧巻でした。
後にも先にも、そんな光景は見たことがありません。
「天国に行ったら、そんな感じかな」と思える光景でした。
ずっと、飛び続ける訳にいかなし、
まあ、私は欲深いし、天国に行ける様な人間ではなさそうなので、
今日も人間界でバタバタしていましたw
